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2007/10/01

ツノ



すみません。

帯留め製作の進捗状況を期待して見にきてくださる方もいらっしゃると思うんですが、掲載すべき画像がありませんのデス。

なので、こんな。

・・・・・ツノ、取り替え中です。



キモノ遊びしてたら、ちょっと気がゆるみました。

で、停滞中です。


粘土こねこねしたものに、絵の具を駆使して古色を再現する「ナンチャッテ」な帯留製作には、不遜ながらかすかな自信を持っていた手ごね人なんでありますが、カラフルで繊細できちんとした彩色となると、いきなり技能の未熟さを思い知らされるワケです。

彩色の段階まできて、只今ちょっと落ち込んでおります。
もう少しだけ、あとほんの少しだけ、お日様に背中を向けて、膝を抱いていたいのです・・・(-_-;


そんなワケで・・・業務連絡です。

え~、ちゃこたむサン。
もうちょっと待っててくださいね。
でも、かなり怪しい雲行きになってきましたデス。
もしかして、失敗するかも・・・っていうかすでに失敗かも。
明日あたり一度写真upします。

業務連絡終わり。



あ、それと、渾身の力作のように見えて、色は黒だけなので結構スイスイな作業だったデブ猫帯留めは、只今飼い主のところへ移送中でございます。

それと、色を塗らなくても良いと言ってくださった見返り猫ちゃんも、本日夕方発送いたしましたデス。

どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

2007/09/30

デブ子の朝



デブ子帯留め 期間限定公開。

2007/09/28

帯留め強化週間

ワタクシ、モノ作り人を名乗っていながら、じつは「ヒト」以外の動物の造形がちょっと苦手なんである。
(そういえば若い女性も、見るのは好きだが作るのは苦手)


造形にしろ、絵にしろ、「お、いいなぁ」と思わせる作品は、どんなにデフォルメしてあっても、じつは緻密な観察と知識の上に成り立っているのがわかる。

そういうモノにずっと憧れていて、何気ない感じでササッと作ってもちゃんとその動物に見える、というコトができたらいいのにな~と思っているんである。


そんなワケで、ここ数日の猫帯留め作りは、思いがけず、とても良い勉強と訓練になっている。
こんなコトにおつきあい下さる皆さまにも、本当にありがとう。


そもそもは、ひょんなコトから創作魂をかき立てられて、デブ猫の帯留め作りを思い立ったワケなんだけど、実際やってみると意外と難航。

やっぱり動物って難しいだな~とあらためて思い知らされた。

それに、まったく自由に作るのではなく、「帯留め」という制約の中で、作りたいモチーフをどんなふうに意匠化するかってことを考えるのは、硬くなった脳味噌にはものすごく大変なのさ。


でも、これ、ホントに面白い。

今のところは、とにかく猫らしく見える形にするのが精一杯で、意匠化なんちゅうレベルでは全然ないんだけど。


それでも、只今制作中のはこんな感じで↓、実物の形を追いつつ、全体は帯留めらしいデザインを目指してみた。

モデル:あるお宅の仲良し姉弟猫ちゃん。

意図するところがなんとなくわかってもらえるだろうか?
(ジーッと見てると犬みたいに見える。どこがおかしいんだろ?)

よくあるでしょ?こういう帯留め。
一見するとただの丸だけど、よく見ると何かの動物、しかも妙にリアル・・・みたいな。

そういうのを意識してみた。

・・・って、なんか書いてて、急に恥ずかしくなってきた。




その他、今日から新たに作りはじめたのはコレ↓





念のために説明すると、これらの二つは猫ではありません。
2007/09/27

エンドレス帯留め

まるでなにかの呪縛の中にでもいるように、来る日も来る日も帯留め(おもに猫)を作り続ける手ごね人デス。

いったいどうなってしまったんだろ?ワタシ・・・

今日も今日とて、いろいろな用事をしながら、ヒマさえあれば粘土をいじりつづけているワケさ。
すんごい集中力とすんごい生産性。




オーブン陶土で作った猫たちを焼いてみた。

・・・やっぱりまだ乾き切っていなかったのか、厚みの差がありすぎたのか・・・イヤな予感はあったんだが・・・

案の定、悲惨な結果となりました。

ちょっとした災害現場みたいな光景になってました。

あまりにショックを受けたので、立ち直ったら写真載せます。

っていうか、修復可能なモノもありそうなので、なんとかもう少し頑張ってみます。



で、そのかわりに、こちら↓


 はじめて作る長毛洋猫。
おそらく血統書付き。

よーく観察すると、普通の猫とは骨格からして違うよう。
頭の形なんて特に。

なんかちょっとマンガみたいな顔になったんだけど、でも実物もホントにこんな。









あと、新たに取りかかったのは・・・・・


あ、「成人向け」とかではありませんからねー((^0^;((。

まだ成型途中なので形がはっきりしてないけど、絡み合ってる二匹の猫ちゃん・・・のつもり。

一応、兄弟愛・・・・のつもり。









いずれも、やはり帯留めになる予定デス。



あと、同時進行で、ちょっと変わったモンも作り始めたさ。

ふっふっふ・・・・どんなん出来るかな~。
2007/09/27

落札

ちょっとしたパーティーにキモノで出席する予定なので、何か面白い帯留めをつけたいなぁと思っている。

で、自作しようとしたワケなんだが、なんだか自分用じゃないモノにばっかり気合いが入ってしまうので、じゃあ、買っちゃえ!ってことで、久々にヤフオク。

ホントは、樹脂粘土の手作りでカワイイの狙ってたんだけど、タイミングが悪くて敗退(競った相手は赤唐辛子さんではありません)。

でもよく考えてみたら、着る予定のキモノがちょっと渋ハデ系なので、帯留めも、インパクトはありつつも抑え気味って感じのモノが良さそう。

・・・なーんてことを考えつつ、ヤフオクをウロウロ。



で、私のハートをがしっっっ!っとワシづかみにしたお品がコレ↓








なんか、スゴクないですかっっ?!

自然史博物館の展示ではありませんよ。
海洋堂製でもありません(たぶん)。

でっかく見えるけど、最大横幅6cmとのこと。
6メートルの間違いではない・・・はず。たぶん(汗。

じつは帯留めじゃなくてブローチなんだけど、なんとか帯留めに改造できそうだったので。

アンティークとは書いてあるけど、そんな古いモノではない感じ。
写真が上手いから、一瞬「おっ?」っと思うけど、よーく見たら実際には案外ちゃちそう。

でも、もしこれが帯留めだったら、めちゃくちゃ高くなっちゃいそうな気がする。

先ほど無事に落札できました。
開始価格ですんなりゲット。1500円也。

(落札しちゃったから写真載せちゃったけど、良かったのかな?)


ああ、楽しみ。
早く届かないかな~。