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2009/02/22

初!柿渋


朝から賑やかだと思っていたら、近所の畑で種まき作業が始まったらしい。
昼になると、みんな梅の木の下に集まって、重箱に詰めたお弁当を食べていた。

ええなぁ~。

春だよ、春。

と、いうわけで(?)、私も今日は朝から柿渋染めをやっている。

すごく汚れるので専用物干しを設置する予定だったんだが、今日の空色の濃さを見たら、なんだか待ち切れなくなった。

考えてみれば、手ごね小屋における初染め。
水も変わったので、仕上がりがどんなふうになるか楽しみ。


もともとジョイフルホ○ダに売っている柿渋液を愛用していたので、少なくなってもあわてて買い足さずにのんびり構えていたんだが、先日買いにいったら種類が変わっていてビックリ。
なんだか軽薄なラベルの「木塗用」というのしか売っていない。
渋~いラベルの「上柿渋」はどこへいってしまったの?

ま、それしかないんだから仕方ない。

とりあえず、それで染めてみることに。

・・・く、くさいっ!

いや、いいんだ。
柿渋は臭くないとイイ色が出ないんだ。

でも、このニオイ。
アレですよ、アレ・・・たとえば、鮭トバ!(鮭のハラミを細く切って干したり燻製したりしたもの)
魚の脂が発酵したようなニオイだな。

以前、染色用の柿渋というのを使ってみたことがあって、それは早く濃く染まるが柿渋の本来の性質は若干劣るというものだった。
柿渋液を発酵させる過程で何らかの成分を加えたのかしたものらしい。
それが、まさに、この鮭トバのニオイであった。
(過去記事を発見→ http://blogs.yahoo.co.jp/fujikoko2000/36432640.html

つまり、たぶん、簡単に染まるように何かの動物性蛋白質を人工的に加えているんだろうな。

麻布も、一回でぎゅっと濃い色になった。
ついでに、無臭柿渋で染まりが悪かった布も一緒に染めた。

でも、このタイプのは色抜けがあるので、最後に本物(無調整?)の柿渋で仕上げ染めしないといけない。

ううう、また、柿渋液探しだな。

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2008/10/24

フヌケのまま・・・


オフ会でいただいたお土産のお菓子も喰い尽くし、口寂しいと言いつつ、新米が旨くてゴハンも食べすぎな手ごね人です。

秋が深まってまいりましたね。
夕焼けが目に染みます。

で・・・なんかこの画像、懐かしくないですか。

急ぎで作らなくちゃイケナイのがあるので、染まり具合が気に入らなくて寝かせて(っちゅうか、つまり放置して・・)あったのを引っぱり出して水通ししてます。

注文していた持ち手も届いているので、大急ぎで2、3個作ります。

とは言っても、依然フヌケておりますよ。


今日は、移民100周年記念企画の日系ブラジル人の美術展を観てきました。
関係者らしき人たちが、美術館のカフェのテラスで昼間っからビール何本も開けてました。
これでドミノでもやってたら、そのままブラジルの昼下がりの光景ですな。
懐かしかったです。

ブラジル日系美術界は一見すると自由奔放にも思えますが、やはり全般的にマナブ・マベの影響が濃くて、すっかりマナブに頭を押さえ付けられちゃってる感じもしました。

マナブ・マベは、やはり凄いです。
抽象画が苦手な私でも、これは良いなあと思います。
緊張感のある画面構成なのに、何とも言えないのどかさも感じられ、そして何よりセンスが良いんですね。
初期の頃の作品にも全く同じ印象を持つので、生まれながらのモノなんですな。

マナブ・マベの生涯を描いたドラマもやるみたいですね。
ワハハ本舗が何かに所属してる下膨れの顔の人が主人公役みたいです。



ところで、私、再来週引っ越します。

・・・と自分で書いて、すごくあせった(大汗)。

うわ~~~~っっっっっっ!!!!!

2008/07/02

雨ざらし柿渋



相変わらず、ずーっと雨。

こんな季節に柿渋染めしようというほうが間違っているワケなんだが。

日照時間の少なさが、如実に色にあらわれる。
まあ、それが柿渋の面白さでもあるんだけどね。

昨日は久しぶりに晴れたので、あわてて陽に当てた。
「水に晒して干す」を2回繰り返したんだが、なかなか色がハッキリしてこないので、弱アルカリ性洗剤で洗ってみた。
洗剤で洗うと、若干黄色味が出て、色がハッキリするんである。
で、再び干したところで、夕方から雨。


それなりに濃くはなっているんだが、雨にさらしたのが原因なのか、今回使っている無臭柿渋のせいなのか、なんだか「色が立ち上がってこない」という感じ。
・・って、まるでいっぱしの職人みたいなセリフだにゃ~。ナハハ。

「色が立ち上がる」感じっていうのは、きわめてワタシ的な感覚では、色が深まっていく過程で、繊維がガシッと引き締まって、艶が出てくる感じ。

上の写真が、今回染めたもの。
下の写真が、以前染めたもの。

写真にすると微妙な違いがわからないんだが、下のは、カサカサながらもこっくりとした艶がある。
クリかナラの葉っぱが、枯れて地面に落ちた直後くらいのカサカサツヤツヤ具合。

上は、それなりに染まってはいるけど、生っぽくてやわらかい色なのね。
色の濃淡の違いだけじゃなく、今回のは、柿渋液の色がしみ込んではいるものの、まだ本物の成分が現れていなくて、柿渋の実力を発揮してないっていう感じがするのね。

もう少し陽に当てたいとは思いつつ、ぼちぼちとバッグは作り始めている。



柿渋染めを思い立ってやり始めた頃は、ただ色が染まるというだけで面白くて、はしゃいでいたワケなんだが、何度か染めているうちに、だんだん自分の好みというのがわかってきた感じがする。

同じ柿渋染めでも、ピンク系よりはぐぐぐっと深い枯れ葉の色が好き。
フンワ~リよりも、カサカサが好き。
ぼんやりよりも、パキッとした艶が好き。

・・・というワケで、媒染剤を使わず、何度も陽に当てて色を深めた、麻(ヘンプ)素材の柿渋染めが、ワタシ的な好みであると認識するに至った。
(まぁ、要するにソレしかやってないんだがね)

時間が経てば、だいたいどんな柿渋染めも、艶のあるカサカサ色になっていくんだけど、その「時間」をじっくり待てないところが、ワタシの柿渋染めが「なんちゃって柿渋」である所以なんだよな~。

このまま何十年も続ければ、やがて「なんちゃって」じゃなくなるんだろうが、まもなく飽きそうな予感・・・。

2008/06/23

ようやく


晴れたじょーーーーーっ。

・・・昨日までの雨は、関東以北へ移動しているようだが。


さて、2度目の染めをした段階から、一瞬たりとも完全に乾燥することのないまま、三日三晩雨ざらしになっていた柿渋染め。

やはり、ずーーーっと濡れっぱなしになっているワケだから、水滴が溜まる布端のほうに柿渋液が溜まるようで、下半分が濃く、上半分が薄いというムラになった。

まあ、それはそれでヨシとする。
ただ・・・あ、いや、なんとなく予測はしていたんだがね・・・・・クサイんである。

あ、今回、柿渋は無臭タイプを使っているんだよ。
だから、柿渋のニオイじゃなくて、えっと・・・アレね、洗濯物がうっかり雨に当たって、そのまま乾燥しちゃった時の、あの、雑巾にも似たニオイ。

ま、その通りのことをやってんだから、当然なんだが。



さて、その、雑巾臭を放つ柿渋布たちを、本日また薄めた染め液にサラッと浸し、日が昇り始めると同時に干し始めた。

今日は久しぶりに晴れると聞いたので、なんと朝5時半から作業開始していたんである。
偉いっしょ?

だって明日からまた雨の予報なので、貴重な一日なんだもん。
(だから溜まった洗濯物も一緒に干してある)


さあ、柿渋たちよ。
待ちに待ったお日様だ。

思うぞんぶん染まるがよい!

2008/06/21

大雨洪水注意報 なのに柿渋


もう三日間くらい、一度も止むことなく降り続いております。

で、来週もずっと雨の予報です。

「太陽の染め物」柿渋染めに、もっとも適さない天候ですな。
・・・っていうか、そもそも思いつきのドロ縄的染色がイカンのだが。

先日染めた柿渋に、墨汁でもようを描いた。
やっぱり、墨が入るほうが、ワタシ的にはしっくりくるのダ。

描いたら、早めに二度目の柿渋をかけて墨汁を定着させたいので(べつに早めにする必要はないんだが)、雨とわかっていながらも染め液へ投入。

雨が小康状態の間に、ちょっとだけ外に干して水滴を飛ばそうと思ったんだが・・・干した直後からドッシャーーーーッッッッ!!!!
・・・って、ドリフのコントかっ?!


なんかもうすっかりヤル気をなくしたので、そのまま干しっぱなしにしている。

新たな試み、雨ざらし染め。

・・・で、今日が二日目。