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2007/11/29

年末のおつとめ

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2007/11/21

ずぼら染め

接着剤とドングリを語らせたらなかなか止まらない手ごね人です、こんにちは。

接着剤についてはまだその世界に入って日が浅いんですが、ドングリについてなら全国でも513番目くらいに入るウルサさではないかと自負しています(←当然根拠なし)。
とは言っても、私がドングリ界でブイブイ言わせていた頃に上位に君臨していた数人はすでに鬼籍に入り、そのかわり若手がどんどん台頭してきたりもして、順位はかなり変動していると思われますが(←もっと根拠なし)。

まあ、そんな私がこれから書くことについての信頼性および信憑性は、上記の文を鑑みて各自で判断しておくんなまし(←無責任)。


さて、意味不明の前置きはここまでにして、今日はドングリを使った染め物について書くんであります。

今は柿渋にハマっている私も、その昔は草木染めをやっていたんでありました。
とは言っても、古来から受け継がれてきた繊細で慎重な技法を踏襲するんではなく、私の性格(←ここ大事)と生活スタイルに見合うようアレンジされております。

そのため、専門知識を得て本格的に染め物をやってみたいかたや、ものの本に載っているような美しい染め上がりを期待するかた、毎回確実に同じ色に染めたいと思われるかたには全く参考になりません(そういう人は自分で勉強しちくれ)。


本当なら実演写真を添えて書きたいところだけど、今はちょっとその余裕がないので、想像力を働かせながら読んで下さい。


さあ、やってみよう!ドングリ染め(ズボラな人向き)!!


用意するもの

ドングリ
*硬い殻がついている木の実(ナラ・ブナ・カシ・クヌギ・シイ類など)なら、どれでもだいたい同じような色に染まるので、いろいろな種類のを混ぜても大丈夫。もちろんクリでもオッケー(赤っぽい色になる)。

染める素材
*植物の色は動物性タンパク質と結合しやすい性質があるので、麻や木綿(植物性繊維)よりは絹か毛(動物性繊維)のほうが染まりやすい。
*木綿を染める場合は、あらかじめ牛乳や豆乳(生のモノ)で下染めしておくと染まりやすいけど、私は下染めが面倒なので、煮込みや放置時間を長くしている。すなわち、下の説明は下染めしていない木綿布を染める場合の方法です。
古いTシャツや靴下などを染めると、体の脂(動物性タンパク質)がジットリしみ込んでいる部分がよく染まる(つまりムラ染めになるのさ。Tシャツなら脇の下とか衿元とかが濃くなる。貧乏くさい仕上がりになるので、あんまりおすすめはしない)
*化繊はあまり良く染まらない。

媒染液
植物染めの面白さは媒染にあるので、せっかくなら複数の媒染液を作って色のバリエーションを楽しもう。

アルミ媒染:みょうばん(アルミとカリウムと硫酸塩の化合物)を使う。薬局などに売っている「焼きみょうばん」で良い。
鉄媒染:錆びた鉄クギなどを、水と酢(同量づつ)で煮立たせ、真っ黒になってきたら液だけをビンなどに入れておく。
煮るときに強烈に臭いので、クギを酢に浸して常温で一晩おいておくだけでもオッケー。
クギは何度でも繰り返し使える(もちろんクギとしても使えるし)。
私は漬け物の色出し用の鉄(スーパーやホームセンターの漬け物材料コーナーに売っている)を使っているんだけど、こっちのほうが鉄分が出やすい気がするデス。もちろん繰り返し使えます。
酢は普通の穀物酢。こだわる人なら木酢液でも良いかも(ホームセンターのガーデニングコーナーで害虫忌避剤として売っている)。


その他
・バケツ(金属ではないもの)
・大きな鍋(鉄やアルミではなく、ホーローかステンレスが良い)
・ザル(編目の細かい竹ザルが理想的。なければ普通のザルにガーゼを重ねる)
・熱湯を入れても大丈夫な容器
・さい箸


1.ドングリの帽子(殻斗)をはずし、二倍くらいの量の水に入れ一晩以上放置する(水が茶色になってくるはず)。

2.その水ごとドングリを鍋に入れて沸騰させる。

3.少しぐつぐつ煮て、水の色がさらに濃くなってきたら第一染汁の出来上がり。
ザルでドングリを漉し、汁だけを別の容器に入れておく。

4.新しい水を入れて、再びドングリを煮る。
色が出てきたら、第一染汁を混ぜ、さらに少し煮てからドングリを漉す。

*用済みのドングリは乾燥させればネイチャークラフト(クリスマスリースなど)で楽しめるし、クリなら喰えます。無駄がないのサ。


これで染汁の出来上がり。


5.染めるモノを水洗いしてかるくしぼり、染汁へ投入して20分ほど煮る。布が浮き上がらないよう、さい箸でたまに押さえる。
*絹や毛糸の場合は、沸騰した後、火を止めてから入れる。

6.火を止めて、鍋に入れたまま、ぬるくなるまで放置。たまにさい箸でかき混ぜる。

7.その間に、媒染液を準備。
→みょうばんは、水に溶いておく。(例:洗面器に大さじ1弱くらい)。鉄媒染も同様。
*ただし、複数の媒染液を使う場合は、二度染め以降の染汁をそれぞれに分けたほうがキレイに染まる。つまり鍋が二つ以上必要なのね。

8.鍋から布を取り出し、軽くしぼって媒染液に浸け、たまにかき混ぜながら20分くらい放置。

9.軽くしぼって、さらっと水洗いして、また軽くしぼってから再び染汁に入れる。
この時点で、色の違いがあらわれるはず。
みょうばんを使ったものは明るい色に、鉄を使ったものは黒っぽい色に・・・なるはず。
もし媒染しても色の変化がなければ、それはそれとしてあきらめる。色止めの効果はあるので。

10.沸騰直前くらいの状態で10分くらい煮て、火を止めて放置。たまにかき混ぜる。
*ここでも、絹や毛糸の場合は煮ないでネ。

11.冷めたら布を取り出してしぼり、充分に水洗いして陰干しする。

さあ、どんな色になってるかな?


以上のようにして染めたものは、時間が経つと変色することがありますが、退色して白に戻ってしまうことはありません。
年月経過とともに色が変化してゆく様子も、自然の面白さだと思って鷹揚に楽しんでおくんなましネ。

それと、臭いは多少気になるかもしれないけど、台所が汚れることはほとんどないので、気楽にチャレンジしてください。
深いことを気にしない人なら、専用の鍋など用意せず、調理用でも全然大丈夫(化学染料ではないので)でしょう。
私は、染め物の後、鍋を洗って普通に食事作ってますが、今のところ体に異変はないもよう。

植物なら何でもソレなりの色に染めることができるので、そこら辺にある雑草やハーブや庭木などでも試してみてね。

花よりは、樹皮や葉のほうが染まります。季節によっても色が変化するし、生のまま使う場合と、乾燥させて使う場合でも変化します。
色がキレイだからと言って美しい色に染め上がるとは限らず、また逆に地味な樹木の皮が案外カワイイ色になったりするのも自然染めの面白いところ。

ただし、食用の野菜など、繊維の柔らかいモノは煮るとぐじゅぐじゅになっちゃうので染めには適しませんよ。これらのものは食べることに専念してね。
(でもアズキなどは染めにも使えるし、煮たものを食べることもできるヨ)




冬の間の引きこもり生活を「ずぼら染め」でエンジョイしよう!

では、健闘を祈る。
2007/11/21

汚部屋人形教室の行方

たまにチラチラっと書いてきたけど、手ごね人、8年ほど前から自宅(my汚部屋)で小さな人形教室をやっている。

とは言っても、私はずっと我流で作ってきたので、作る技術はあっても「作り方を教える」技術はないし、自分の製作に手一杯で、教室など開催するつもりも、そんな余裕もなかった。

で、教室の話があるたびに再三断ってきたんだが、ある日「じゃあ、遊びに行ってもいいですか?」と数人の女性(初対面)に突然押し掛けられて、いろいろと話しているうちに、なんとなーく「じゃあ、ためしに一体つくってみますか?」ってことになり、情と押しに弱い私なので、そのまま今に至っているんである。

「私が教えてあげられることなど何もないが、友人としてウチへ遊びにくるというのなら断れない」と言い続け、みんなは私を便宜的に「センセー」と呼ぶが、私はこの人たちを生徒とは決して呼ばない(ほぼ全員が私より年上だし)まま、ダラダラと8年が経った。

この汚部屋へ通ってくる人たちにも、私自身にも、この8年の間に様々な出来事と、それにともなう様々な変化があった。

それぞれが新しい友達を連れてきたり、やっぱり押し掛けられたりとかしながら、いつのまにか人数は10人になっていた。
最初の頃は小学生の子の母親だった人が、8年が経過した今はその息子の嫁取りモンダイに悩んでいる。
大学生の子供への仕送りが生き甲斐だった人は、いつのまにか孫が生まれていた。
「いつかは小さなレストランをやりたい」と言って栄養士の勉強をしていた人は、今その夢を叶えている。

引っ越してきたばかりで右も左もわからないどころか、言語的なモンダイ(笑)でコミュニケーションがままならなかった私も、いまでは「なんばしとったったい。がまだしてはいよぉ!」とか言われてもちゃんと聞き取れるようになっている。

相変わらず「指導」なんて何もできないし、みんなが持ってきてくれる差し入れや郷土色豊かなお弁当の残りをもらって喜んでるだけなんだが、純粋にただ「作りたい」という衝動で作り出される人形をいくつも見せてもらい、たくさんの刺激を受けた。
その刺激は、私自身の制作活動にも確かな影響を与えているんである。

みんなのほうも、私の知らないところで人生の局面をいくつも乗り越えたらしく、なんだかこのごろ「作る」ということとの向き合い方が変わってきた。
少しづつではあっても、自身の中に眠っていた表現欲や、形にしたいテーマに気づき始めている。
それは、誰かに習って技術を覚えるという事とは、たぶん全然別のもの。

技術だけなら、ウチになど来ないで、ちゃんとした教室で習ったほうがずっと上達が早いはず。

それでも、この汚部屋に通いたい、ここへ来るのが楽しいのだと言ってくれる人たちは、もしかすると最初から、技術じゃないモノを知りたかったのかもしれない。




ところが、この8年の間に、もうひとつ変化したことがあって・・・それは、引っ越し直後から年月を経るにつれ、我が家の汚部屋度がいちじるしい成長をとげたこと。

まあ、この教室をやってるお陰で、取り返しのつかないゴミ屋敷状態に陥るのをかろうじて取り留めてはいるんだけど。

でも、教室の前日はほぼ徹夜で掃除してるのに、それでも「ああセンセー、作業中だったんでしょ?ごめんなさいね~」とか言われちゃって、つまり一般的な基準から見るとそれほどキレイにはなってないってこと。

さすがに8年もやってると、もう私の汚生活ぶりなどバレバレで、「私たちのほうから押し掛けてるんですから、掃除なんてしなくてイイですからね」って言ってくれるんだが、だからと言ってホントに掃除しなかったら、玄関入った時点で気分悪くて倒れる人いそうだし、もはや人格を疑われるくらいの汚部屋ぷりなので、やっぱり掃除はする。

んだが・・・このごろ、そういうことが、もう・・・なんだか、疲れちゃうんだよね。
体力的に徹夜もキツくなってきたしさ・・・(だから徹夜で掃除しなくちゃならん状態にしなければイイって話なんだが)。



まあ、掃除の件だけでなく。

みんなそれぞれ作りたい形が見えてきて、中には私とは違う技法のほうが向いている人もいるし、今まで充分に「作る熱意」を培ってきたんだから、この先はそれぞれ本当に自分に向いた教室で本格的に「技術」を学ぶのが良いのではないか?(普通の教室の習得方法とは順番が逆なんだけど)と思ったりもして、この夏の終わりに、私のほうから教室終結宣言をしたんであった。

それに、ほとんど忘れかけてるけど、考えてみたら私も一応「転勤族の妻」なので、いつなんどき「あわわわ、急に転勤することになりました」ってことにならないとも限らない。
そんなことになって、なにもかも中途半端のまま突然終わってしまうよりは、事前に終結宣言を出して、それぞれが今手がけている作品が完成した時点で五月雨式に卒業ってことにしたほうが良いと思ったワケ。

それと、じつは私、ダンナが転勤するかどうかにかかわらず、来春には私一人だけ住処を変えようと企んでいるんである(あ、離婚とかではありませんよ、一応・・今のところは)。



そんなワケで、一昨日の月曜日は、もうみんなで一斉に集まるのは最後になるだろうということで、最後の晩餐ならぬ、最後の昼宴会。

・・・・・の、つもりだったんだが。


この先も続けて欲しい。
技術的に上達するよりも、私と一緒に作りたい。
指導など望んでいない。何も言わなくてもいいから、居てくれれば良い。
掃除が大変なら、別の場所を借りたり、みんなが持ち回りで自宅を提供する。
引っ越しして遠くへ行くなら、体だけ来ればよい。

・・・・というような話になり、具体的な方法は未定ながらも、とにかく教室は継続することになった。

相変わらず押しに弱い私・・・(泣。


でも、とっても有り難かったさ。
(でも正直なところを言えば、最初から私が身ひとつで出かけていけば良い方法でやってほしかった・・・・)



この8年という時間の中で、私が得た最大最高のものは、何よりもこの「友人」たちなんだろうなぁ。

恥ずかしながら、少しだけ泣いちまったよ。チクショーッ。

2007/11/19

名品 うわっぱり!!

しばらく引きこもり状態で、郵便受けを見に行くこともしていなかった先週末、ひっそりとこんな郵便物が届いていた。


切手がすごいっっ!
あああ、こ、これは、有名な「おわら風の盆」っちゅうヤツ?

・・・・ってことは?
この中身は・・・・あ、あの伝説の?

ささやかにつつましく営まれているわりにはトップページが華やかな例のネットショップで、引っ張りダコだというあの・・・あの・・・・あのぉ~?????

バリバリバリっと開封。


ちっこい字のお手紙の片隅には、ちゃんとキノコ。

ふふふ・・・。


じゃーん!!

そうです!
和装にも洋装にもパジャマの上にも(笑)最適な、ザ・うわっぱり!

シンプルな小花模様。私の好きな茶色。
そして、そして、これまた伝説の!焼きイカ模様(笑)の半襟もついているのダ。

あ、この半襟をうわっぱりに装着せよというワケではないのです(たぶん)。
半襟は半襟としてキモノの時に使わせていただきますよん。

それにしてもこの布、ちりめんお召しのようなしっかりかっちりした布なので、これでイカの足作るの大変だったろうなぁ・・・。



あっ!ポッケの中にはオマケ!
なんだか楽しいです、ポケットがあるって。

滑川海洋深層水配合の入浴剤とナスの帯留・・・じゃなかった箸置き。たぶん久谷?

これ、箸置きであることを主張する「ソリ」がないので、帯留めに最適です。




そして、なっちさん作である証の落款が!

キノコです。












あっ!今日のキモノの上に着て写真撮ろうと思っていたのに、忘れてしまったわん(涙。

でも、もうすでに着用させていただいております。
しっかりしたコットンなので、薄くても温か。
一度着てしまうと、脱ぐのがイヤになっちゃいます。

足元まですっぽり隠れるので、パジャマ姿で昼まで惰眠をむさぼっている時に宅配便屋さんが来ても、これさえあれば居留守を使わずに済みそうですよ。

布の選択から、袖のふくらみ加減、衿の開き具合、紐の付け根の部分まで、細心の工夫が凝らされていて、改良に改良を重ねてきた様子が伺えます。
ミシン目のひとつひとつに、不思議と手のぬくもりを感じますよ、マジに。

汚さないように大切に使わせていただきたいのですが・・・でも私のこんな生活スタイルで、いつまで汚さずにいられるのか・・・・・・

で、でも、大切に愛用させていただきます。


本当にありがとうございました。

嬉しいよーーーーーっっっっ!
2007/11/19

キモノな月曜



帰ってきました。

本日のいでたちを、例のごとくデパートのトイレで、例のごとく孤独に撮影。
他の人に「撮って~」って言えなかったのさ・・・なんとなく。


お直しした羽織、案外イイんじゃないの?
ちゃんと裾すぼまりになってるし、裄もギリギリ・・・たもとからちょっと中身が飛び出るけど。

虫食い穴はいくつか処理したんだけど、袖のあたりの大きなのを一個見逃していたことにバスの中で気がついて、かすかにショック・・・。
でも、まあ、そんなこたぁどうでも良いのダ。

軽いし、わりと暖かいし、予想以上に着心地良くて、なんだかこの羽織、とっても愛してしまいそう。
できればもっとちゃんとお直しして、長く大事にしてあげたい気持ちになってきた。

羽織を重ねると、この「超似合わない紬」のキツさが緩和されるような気もする。
ま、しかし、似合っているのかどうかは依然不明なんではあるが。



さて、本日のランチ。

我が汚部屋で開催しているモノ作り教室の皆さんが招待してくれたんである。

じつは私、この夏に教室の終結宣言をしてしまったので、今日のランチはお別れ会で、みんなに会えるのは今日が最後になるのかなぁ~と思いつつ出かけていったんであった。

・・・ところが、そうはならなかったんである。

この話は別記事にて。

2007/11/19

初羽織でお出かけ

私が張り切るとたいてい天気が悪くってのが定石なんだけど、今日はすっごい晴天。

昨夜は、今日集まる人たちへの贈り物を準備して、着ていくモノをあれこれ考えて、半襟付けて、風呂入って、寝る前にはパックまでしたじょ。

なのに・・・こんなに天気が良い。
なにか天気以外の悪いことが起こるんじゃないかと妙な胸騒ぎにさいなまれる。。。負エネルギー保持者の悲しいサガ。


ま、それはさておき、本日のキモノ。

お直しした羽織を着ていく予定。
当初考えていたのはコレ↓




羽織の中身は、先日リベンジを果たした(のか?)「超似合わない紬」。
まあ、コレが只今の「出しっぱなしちゃん」なので。

染め疋田の帯と、麻の葉の半襟(洗濯済み)。
羽織を生かすために、中身をジミ~に抑えたんだけど・・・・・なんだかちょっと違うんだよな~。


そこで、考えた第2案がコレ↓




制作中のモノに使う予定で解いている留袖があって、それがアンティークなので左上前にも柄がある。
で、それを半襟にしてみた。
バランスをとるために、帯も少し派手に、抑えた光沢の金茶の織り帯。

なんか正月っぽい感じになったんだが、今日はちょっと意味のある集まりなので、心持ちいつもより華やかにしたい気持ち。

・・・・・うーん。

こうして写真にしてみると、いろいろと思うところもあって、悩むんだが・・・

もう時間もないので、第2案で行ってみるつもり。
2007/11/17

執念のお直し




ヤフオクで落札した長羽織が一昨日届いた。

掲載写真がボケボケだったのであまり期待してなかったんだが、届いてみると意外と良い。
・・・っていうか、ウソ。見た瞬間、ウッキーッ!って叫んでしまったくらい良いんであった。

紫色に紅葉の銘仙。

かなり古いものだけど、なんと!しつけ糸つき。
虫食いが数カ所あるけど、着用した痕跡は全くなし。

ホントはリメイク用にと思っていたんだが、見た瞬間にメラメラと着たくなってしまったんである。

・・・んだが、もちろんサイズは小さいのさぁ。
裄62cm。
強引に試着してみたんだが、現代サイズの着物の上に羽織ると、なんか拘束服でも着てるみたいな不自由さ。

でも、着たい。
着たいのだーーーっ!

いままで材料用に幾多のアンティーク物を手に入れてきたけど、お直ししてまで自分で着たいと思ったのは初めて。
(自分用に古着を買う時は、サイズ直しのいらない現代物ばっかりだったし)


先日の仕立屋へ持っていけば3600円程度で裄直してくれるんだけど・・・ああ、でも、今の私にそんな時間はない。

なぜなら・・・じつはコレを着たいのは月曜日なんである。
ちょっとした集まりがあって、着物で行きたいな・・・でももう羽織がないと寒いしな・・・かと言って道行きもちょっとイヤだしな・・・とか思ってウジウジしていたんであった。


・・・で、直しましたよ。

ええ、和裁の知識など皆無です。

今の私にあるのは、執念だけ。


もともとの形を慎重に観察して、構造を確認し、想像力を最大限にはたらかせて、なんとか身頃の巾を2cmくらいづつ広げることができた。

んが、袖のほうにはぜんぜん縫い代がなくて、そで口のほうを解くと取り返しのつかないことになりそうだったので・・・考えあぐねた結果、別布を足すことに。

ozawamiさんに差し上げた銘仙端切れの残りを使った。

材質は合っても色が合わないし、すっごくヘンかな?って思ったけど、実際にはチラリとしか見えないので、柄に紛れてそんなに目立たないようす。


縫い方がわからないので、解くのに一苦労しそうながちゃがちゃ縫い。


んがっ、そんなコト・・・


これでなんとか裄66cmくらいになった。
・・・あくまで「くらい」。
左右で微妙に違う・・・(泣。


んがっ、そんなコト・・・


袖付けの方法がわからなくなってしまったので、かなり強引。
ちょっと布がひっつれてしまった。


んがっ、そんなコト・・・


そんなコト、ぜ~んぜんオッケー!!ってなくらい、晴れ晴れとした達成感に満たされているんである。


出来たよ・・・羽織のお直し、ボクにも出来たよーっ、母ちゃん!(号泣)
これで羽織が着られるよーーーーーっ!!


※上の写真は補正後のもの。
荷物が届いた次の瞬間には解き始めてしまったので、補正前の写真はなし。

2007/11/17

晩秋・・・というより、もはや初冬

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2007/11/15

四日目



再び水に通して陽に当てている。
どんどん濃くなっていくぞ~。

柿渋ってホント、偉い!・・・っていうか、私に向いてるのかなって思う。

どんなにずさんな方法でも、いや、ずさんな方法だからこそ?ちゃんとそれぞれそれなりに反応して、バリエーション豊かに染めあがる。

絞り模様も、「茄子の漬け物」色も、こんなナンチャッテな染め方なのに、まあまあの結果になろうとしてるし・・・・。

普通に染めたものも・・・今回は全体的にくすんだ色合いに仕上がりになりそうなんだけど・・・それはおそらく、「なんちゃって鉄媒染」のすすぎ水が混入したためと思われる。

「やっぱりこんなんじゃ全然ウンともスンとも変化しないんだな」ってバカにしてた漬け物用鉄塊入り水による媒染・・・なので最後のほうは他の布とごちゃまぜに桶に入れて一緒にすすぎをしてしまったんであった。

ああ、バカにした私がわるい。私がわるかったよ~っ。

みんな、ものすごく真面目に鉄に反応してくれちゃうんだね(泣。

2007/11/14

晩秋の柿渋三日目




空が真っ青!

洗剤で洗って、再び陽にあてる。
この天気なら、ますます濃くなっていきそう。
よろしく頼みますぜ、太陽さん。

写真二枚目:絞りをかけて、鉄鍋で染めたもの。絞り模様はかすか~にしか出ていない。

写真三枚目:昨夜一晩、鉄塊を入れた酢水に浸しておいたもの。液のほうは、な・なんと!「茄子の漬け物」の色になったんだが、布は薄汚れた灰色と黒・・・