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2008/07/27

な・・なんてことっ!?!?


ちょ・・ちょっとっ!

浅草下駄が・・・・浅草で知恵熱出しつつ選んだ下駄が・・・・こ・こんなことになってますヨッ!


・・・例のアレですよ、あの「あばれ絹芭蕉」を着た日のド派手な階段落ち(そのもようはコチラ)

その直後は、痛さと恥ずかしさ(誰も見てないとは思うんだが)と自己嫌悪と、バスに乗り遅れてはイケナイという焦りで、我が身がどんな様子になっているかなど気にしている余裕はなかったし、その後も、尻の痛さに耐えながら、いまわしい記憶は出来るだけ思い出さないように暮らしていた。

当日もずっとこのまま(尻は痛かったが)特に支障もなく歩いていたし、帰宅後は玄関に脱ぎ捨てたまま放置してたので、こんな激しい壊れ方だっちゅうのに、今日の今日まで全く気がついていなかったんであった。


で、明朝からお出かけする手ごね人。

出先でキモノなんか着るような時間的&精神的余裕があるかどうかは不明ながら、荷物に隙間が出来たので、とりあえず一揃え持って行こうと、準備をしていたところ・・・・。

コレですよ~~~(号泣)。



この下駄・・・去年の年末、せっかく浅草まで出向いたことだし、キモノブロガーbさんoさん(その後オさん合流)に初めてお目にかかって、やや気分が高揚していたこともあって、ちょっと大盤振る舞いしちゃった本ウルシ塗り。
そもそも最初に一目惚れしてワシッとつかんだ鼻緒が高級っぽいモノだったので、「その鼻緒をつけるなら、台もコレくらいのレベルのほうが・・」とお店の人が奥のほうから出してきてくれたのね。
鼻緒も台もすごく気に入ってるし、軽くて歩きやすいし、コレを買ってからはほとんどコレばっかり履いていた。
私の中では初オフ会の記念でもある特別なモノだったのに~~ぃ。。。シクシクシク。

むぐぐぐぐ~~ぅ、あばれ絹芭蕉のヤツめ~~。

ぐやじ~~いぃぃぃぃ。

このままでは悲しすぎるので、せめて鼻緒を取り外して、別の台にすげ替えてもらおっと。
あ~ん、また浅草のH川商店行かなくっちゃ~ぁ(←ちょっと喜んでる?)。


しかし、大活躍のお気に入り下駄がこんな状態になってしまった今、さて、この度のお出かけに何を持って行くか?

・・・ってことで、ゴソゴソと探し出してきたのが、白木の舟形桐下駄。

浅草ではもう一個下駄を買ったんだが、それはまだ履き馴れてないし、鼻緒の色があんまし夏っぽくないのよね。
←その点、これは麻の鼻緒で、夏っぽい。

これは昨年秋に京都で散々履き倒し、とうとう最後は鼻緒が伸びきって足がズルッとハミ出し、すれ違うのも大変なほど混雑している四条烏丸交差点で、吉本新喜劇さながらの見事なコケかたをして、ぶっ飛んで倒れた私の周りに人垣が出来た・・・という、思い出すのもおぞましい事態を引き起こした因縁の下駄なんである(涙)。
・・・って、またかいっ?!

だ、だいじょうぶなのか?!?

ユルユルになった鼻緒は、自分で適当に結び直してキツくしてみた(ますます・・大丈夫なのか?)。

コケた原因は、鼻緒のユルさに加えて、台がツルツルで滑りやすかったからではないのか?と自分なりに分析して、少しでもツルツルを阻止するために、かかとの部分に「蒔絵シール」を貼ってみたさ。
せっかく夏っぽい下駄なのに、桜の絵柄のせいで夏らしさ半減なんだが、ま、ここは機能重視ってことで。

結構リアルで、ホンモノの蒔絵みたいに絵が盛り上がっているので、何もないよりは滑り止めになりそうな気がするんだけど・・・。


左足のほうは、早まって絵を切り取らずに貼ってしまったので、1枚のシートにあった絵が全部くっついてしまった。
無念。

右側は、ちゃんと一個づつの絵を切り離して、配置を考えて貼ったので、つまり左右がバラバラになってしまったワケなんだが、どうせ履けば隠れちゃうし、このお陰で左右の区別がつきやすいので、ま、良しとする。

蒔絵シール、気に入ってたくさん買ってあるんだが、じつは実際に使うのはこれが初めて。
足の裏で長時間圧迫し続けると、剥がれたりするのかも・・・。
下駄を脱いだら、絵がぜんぶ足袋の裏にくっついてたり?

ま、とにかく、忌まわしい記憶がついてまわる下駄なのでもう捨てようと思っていたところ(もともと、帯を買ったオマケでもらった安物だしな)。
今回ピンチヒッターとしての思いがけない登用で健闘し、名誉挽回すればソレはソレで良し。
これが最後の花道となるのも、また良し。

とにかく、コケさすのだけはやめてくれ~。頼むぞ。
(↑すべて下駄のせいにする気)


あ、今回はちょっと意外な場所に生ここ出没予定ですよ、どうぞヨロシク。
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2008/07/22

締めてみました栗山工房


・・・若い頃はサ、
「あら~ぁ、お若いのにずいぶんと渋いのがお好みなのねぇ」
なんて言われて(イヤミだったのかも知れんが)悦に入っていたんだが、このごろ「お若い」なんて、仏具屋へ灯明立て探しに行った時に言われた記憶しかない。

つまり、持っている「渋い」キモノがことごとく年相応、あるいは老いを際立たせるモノになってしまって、心持ち焦る。
あ、ウソ。
ものすごーく焦ってる(汗汗。

着付けを習っている時、練習用に持っていくキモノが地味だったので、先生に「若い頃はソレで良くても、もう少ししたら、帯だけでも派手にしないと顔が沈むわよ」と言われ、「へぇ、そうなんだぁ」なんて鼻の穴ホジホジしながら(実際はしてないからね)思ってたのに・・・ホント、まさに身をもって実感してます、今。


先日の栗山工房の麻帯。
きっとコレに合うと確信していたセオαの竹にスズメ柄の浴衣。

合うよ、うん。
すごく合う。

しかーし!

しかーーーーーーしっ!!

なんか、貫禄ありすぎない?

「粋」とか「渋い」とか通り過ぎて、単なる老け感。
老成したどっしり感。
いくら帯締めをピンクにしてみても、お気入りのトンボ玉をつけてみても、すべては無駄な抵抗。

この雰囲気って、えっと・・・・・・も少し先でも良くない?
もちょっと・・・うーん、たとえば50代の後半くらいとか(とか言ってても、すぐなんだが)。

30代ならガンガン着てたと思うんだけど、今だとビミョー。
なんというか・・似合いすぎるんだよねぇ。


歳を取るのがイヤなワケじゃないし、無理に若づくりするつもりもないんだが、なんの工夫も身構えもなしに、ごく自然にコレが似合う、似合いすぎちゃう自分に、少し落ち込む。



まぁ、老け感はともかくとして、シンプルな縞とか藍染めの絣とかでサラッと着たほうが、帯が生きる感じがしますな。

いずれにしろ、頑張りすぎず、貫禄出しすぎず、さりげなく着るってのが、この先のキモノ生活の課題と思われる。



あと、すげぇ締め難いです、この帯。
ゴワっとしててガサガサしてて、おまけに芯が重い。
袋帯なみに重い。

うひ~、汗だく。

2008/07/15

あばれ絹芭蕉


絹芭蕉を着てみた。

正絹なのに全然正絹扱いされず、いきなりザブザブ水に浸けられちゃったりしたもんだから、この絹芭蕉ってば、すっかりイジけてグレているもよう。

体に沿うことをことごとく拒み、自由奔放にあばれまくる。

質感としては、そうだなぁ・・・網戸?
形状記憶合金入りのビニール網をキモノに仕立てて、たたんだ状態でプレス加工した感じ。
ちょっと気を抜くとスルスルスルっと脱げて、ストンと元のぺったんこ長方形に戻ってしまいそうなんである。
着ることを想定せずに作られた着物だな、こりゃ。

「ニンゲンの思い通りになどなるもんかっ!」と四方八方へ逃げ回るあばれ馬を、片っ端からひっつかまえて、無理矢理に押さえ付けて、ギュウギュウ縛り上げて・・・なんとか装着。

ぜぇぜぇ・・・。

しかし・・えっと・・・・

裃(かみしも)でござる

なんだか、妙にカサが張って、威張ってる感じでござるゾ。
襦袢との沿いが全く悪いので、裄の長さは同じなのに、襦袢の袖だけが飛び出したように見えちゃう。
キモノの袖は、宙にぷかぷか浮いているワケだし。

んで、襦袢とキモノの袖口を両面テープで貼り合わせてやったさ、うけけけ。


さて、この姿で午後からお出かけ。

五階(エレベーター無し)からトコトコ階段を駆け下りてゆくと、途中でフルフェイスのヘルメットをかぶった妙にデカイ男の人とすれちがった。
新聞配達の人かと思って「ごくろうさま~」と声をかけたら、どこかの家の玄関ドアを開けて普通に入っていく様子。

げげげっ!住人だったのかっ!・・・と、やや動揺した、その瞬間!

浅草下駄のかかとがズルルッとすべって、一瞬無重力状態になったかと思うと、そのまま片足でガッ・ガッ・ガッ・ガッ・ガッっと階段をスライドし、その後を、尻がボヨン・ボヨン・ボヨン・ボヨヨ~ンとバウンド。
ハッと気が付くと、階段5段分くらいの傾斜に、直立バンザイの姿勢で仰向けにひっくり返っていたんであった。

やや間を置いて、頭の上にカゴバッグと日傘が降ってきた。

漫画かよっ。


バンザイしたまま「だいなし・・・すべて、だいなし・・・」と声に出して呟いたさ。

ようやく手なずけたあばれ馬が、四方八方へ飛び出して、帯のタレが思いっきりまくれ上がり・・・ソレより、尾てい骨と太股の後ろが痛いし。

それでも、バス時間ぎりぎりだったんで、足を引きずってバス停へ。
バスは空いていたのに、尻が痛くて座席に座れなかった。
気が付くと、後頭部もズキズキした。


用事の前に、いつものデパートのトイレで、オシッコして着付けを直して写真撮るつもりだったのに、「会員様特別なんとかデー」だかをやっていて、招待券がない人は入れてもらえなかった。

ゔゔゔ~。
いれれ~!しっこもぐる~!!(註:北海道弁 訳「入店させてください。私は失禁の危機に瀕しています」)と心の中で絶叫してジタバタした後、仕方なく、モジモジしながら別の店のトイレへ。


まあ、こんなワケで、なんかもうキモノがどうとか言ってる場合ではない1日だったんだが。

あ、そういえば涼しかったです、絹芭蕉。
本日気温35度。
それでもスーッとして、まるで網戸を身に纏っているようですた(そのままやないけ!)。

このキモノを着るコツは、おはしょりとか衿とか、折れ線が決まったらしっかり指でプレスして折れグセをつけておくと良いようですよ、Kimonoさん!
(強引にお誘いして共同購入したので、なんとなく必死)

あああ、尻が痛い。
2008/07/13

絹芭蕉・・・洗う

先日久しぶりに着て、あらためて涼しさを実感した絹芭蕉。

で、調子に乗って、もう一枚買ってみた。
某ネットショップで、正絹仕立て上がりを売っていたデス。


ホントに正絹?って疑うようなお値段で、届いてみると、なんかヘンなビニール袋に入ってるし、ガサッゴワッとしてるし、もちろんミシン縫いだし・・・。
(ついでに麻の足袋も購入)



でも、あくまで「絹100%」と言い張る。

縫製は中国。



絹芭蕉独特の透け透け具合。

風はよく通る感じ。
ムレムレしないのは、やっぱり絹だからかな。

仕立て上がりで、柄は6種類の中から選べるんだけど、サイズがL(身丈163裄68)しかなかったのよね。

袷の季節ならこのサイズでOKなんだけど、夏はもっと軽快に着たいので、裄を2cmほど縮めたい。

・・・でもねぇ。

この暑さで思考能力も破綻中。
集中力のカケラもないので、チクチクお直しなんて、やろうという発想にもならん。





・・・で、唐突ですが、思考能力破綻状態なんで、いきなり水に漬けてみたデス。

今回は、縮んでくれたほうが有り難いワケだし、縮んだついでに、ゴワゴワ感が少しでも優しくなってくれれば儲けモノ。

なんとなーく、絹芭蕉は家で洗濯できるような予感がしていたんだが、さすがの私でも普通の精神状態の時にはなかなかやれん。

水に漬けて絞らずにポタポタ状態のままベランダの炎天下に干し、20分もすればサラサラに乾いてしまった。


結果。

衿裏に正絹の絽が使われていて、それは少し縮んだんだが、アイロンで元通り。
その他の部分はヨレヨレにもならず、縫い目も引きつれることもなく、見た目はまったくモンダイなし。
ただし、ゴワゴワ感に変化はない。


乾いたところでサイズを計ってみると・・・

全体が、きっちり2cmづつサイズダウン。
縮むってことは、やっぱり絹なんだぁ・・・。

しかし、とにかくコレで私のジャストサイズになったというワケ。

ふへへへへ。
2008/07/09

ひょうたんとの闘い

昨日に引き続き、「ひょうたん」と闘っております。

とにかく、なんとしてでも前帯にひょうたんを出したいワケ。
もう作り直したほうが早いんじゃないかって感じもするんだけど、まあ、なかなかそんな気にもなれず・・・。

で、やってみたのが、コレ。

アンティークの短い帯を締める時の方法。
ま、耳で聞いただけの知識なので、本当はよくわかっていないんだが。

① お太鼓の形を作って、先に背負い、帯枕のヒモを結んでおく。
② 柄を出して二枚重ねにしておいた前帯を、胴にぐるんと巻く。
③ 帯締めをする。

たしかこんな感じじゃなかったか・・・と思う。


裏はこういうことになっている。










←足。



装着完了。

それにしても、部屋が汚い。

どんなに体で隠そうとしても、映り混む汚チラリ・・・(汗。



今日のキモノは、絹芭蕉の琉球絣。
ひと夏に一度は必ず袖を通すことにしている。

知らなかったけど、これ「黒骨縞」っていうんじゃないかな?
(「黒骨」の沖縄独特の読み方があるんだが忘れちゃった:汗)
先日の伝統工芸展で見た、平良敏子さんの新作も「黒骨縞」。
きっと琉球絣の伝統柄のひとつなんだね。
さしずめ「変わり黒骨」とかいうところか?

いや、もちろん中古で買ったものですよ。

かれこれ7年くらい前。
まだ今以上に着付けも下手っぴだったし、こんな大汗かきの私が夏にキモノなんて着るわきゃねーっ!って思ってたのに・・・つい買ってしまった。

耳学問で、織物の名前だけは知っていたので「うわっ琉球絣だ!」って思わず凝視したところで、「こんなのめったに出ませんよ~」と言われ・・・落ちた(笑。

まったく未着用。
サイズほぼぴったり。
居敷当てがないのが気になるところではあるんだが。

着るのを忘れたかと思うほど軽いよ。
で、驚くほど涼しいんである。
風が布目をスーッと抜けて、体に入ってくる。
洋服よりも断然涼しいんだから。

ホンモノの上質な麻キモノは未体験なんだが、もっと涼しいんだろうなぁ。
・・・と、思うと、つい欲しくなってしまう。

夏キモノは着る頻度が低いからあまり買ってはイカンと自分をいさめているんだが、これを着ると「もっとあっても良いかなぁ?えへへ・・・」って思ってしまうんだよね。


この後、昨日とは別の本屋へ行ってきた。
が、目的の本は見つからず、ついでにまた和裁本も探してみたんだが、なかなか良さそうなものはなかった。

美術書コーナーで、松井冬子の画集が平置きで積まれていた。
流行ってますなぁ。
嫌いではないんだが、本人が作品に込めようとしている(あるいは込めないようにしている)ことと、世間での扱われ方や評価との間に、齟齬がある気が(なんとなく)して、見てるとなんだか居心地悪い気分になるんである。

で、買ったのはコレ。

マニアック・・・お見苦しくてすんません。

ロン・ミュエックの個展、金沢でやってるんですな。
見たいス。
2008/07/08

麻のれん帯 装着!

さて。
早速、出来立てほやほやの麻のれん帯を締めてみた。


あっあれっ?!?!

ひょ・・ひょうたんは??
ひょうたんがいない!

前帯にもひょうたんの柄が来るはずなんだが・・・????


















・・・あ、ありました。

右脇の後ろのほうに。
しかも、ひょうたんの尻だ。

んもう。
なんでこうなるんだよーっ!?
おっかしいなぁ。

ちゃんと柄位置を計って、計算したはずなんだけどなぁ(汗)。
しかも、いつもの巻き方をすれば、ひょうたんの頭が前帯にくる予定だったのにぃ。
なんで尻なんだ??

布を逆さまにつなげちゃったのかなあ。


・・・ま、いいや(あっさり)。

仕方ないもんね。


お太鼓はまあまあ。



着物は、ポリ混絹の夏塩沢。
ざくざく洗えるので重宝している。

・・・んだけど、ちょっとヨソ行きっぽい感じ?

いつもなら5月6月から着ているもの。
今の季節になると、すこし蒸れる。

この帯なら、もっとざっくりした感じのほうが合うかな。










ふひひひ。

わっかるかな?
半襟は、oさん作の「蚊取り線香」。











コレで、夕方からお出かけ。

郵便局と銀行と、その他もろもろの用事を済ませ、本屋へ。

シロウト向けの和裁教本がないかと探してみたんだが・・・。

買ったのはコレ↓

他のブロガーさんも買っているらしい「ミシンで着物」(やまもとゆみ著:グラフィック社刊)。

なんとなーくこっぱずかしくて、立ち読みもせずにササッと買ってしまったんだが、中身をよく見ると、コレ、洋服布で作るってことなのね。

ホントは、大々的なお直しを自分でやっちゃおうかと画策してる着物があって、もうほとんど1から作るのと同じくらいになりそうな雰囲気なので、和裁のにわか知識を得たかったんである。



うーむ。
ま、いつか何かの役に立つこともあるかも知れん。



ここんところ栄養失調になりそうなくらい食欲減退中なので、夕食代わりにデパ地下のタイムセールで桃といちじくの熟れ熟れのを買った。

そろそろブドウも安くなりはじめたゾ~。
キロ喰いのシーズンも間近・・・うひひ。
果物だけは常に食欲マックス。



ところで。

帰りのバス停で、ぽつねんとバスを待っていたら、やけにラフな感じの韓国人に取り囲まれた。
わらわらとどこからともなく湧き出してくるように、総勢30人くらい。

全員、宗教的な言葉を書いたプレートを首からぶら下げている。

口々に「キモノ、プリチー、ビューティホー」と言ってくれた。
で、サンキューとかカムサハムヒダとか応えていたら、その中の一人が、おもむろに日本語会話集みたいな冊子を取り出し、棒読みのニホン語を話し始めたんである。

ワタシタチハ、カンコクカラキタ、デンドウシデス

はぁ、なるほど、ご苦労様。

ワタシタチハ、オカネガアリマセン

・・・あ、そ・そうなんですか(汗。

ショクジヲ、ゴチソウシテクレマセンカ




・・・・へっ???




あのぉ・・・えっと・・・(汗汗汗汗

いや、別に、アナタたちに悪感情をもっているワケではないし、お金がないのは気の毒けど・・・しかし、会ったばかりの人に(しかも30人)いきなり食事をおごるなんて、ちょっと、そのぉ・・・
何か、そういうことがしたくなるようなパッションが、今の私には、まだちょっと・・・

・・・って、いや実際には絶句したまま何も言えませんでしたよ。

ところが、その人。
急に「んあ゙っ!」っていうような声をあげたかと思うと、大あわてで冊子のページをバラバラっとめくって・・・

ワタシタチト、オハナシスルジカンハアリマスカ」の箇所を開いた。

あは、ああ、ああ、そういうことね。それならわかる。
びっくりした~。
・・・ほっ。

「私はバスに乗らなければならないので時間がありません。ごめんよ」と、こちらから話す日本語はわからないということなので、カタコト英語。


「アナタニ、カミサマノシュクフクガアリマスヨウニ」

「ありがとう。アナタにもね」って、言ったところでバスが来た。

あの人たち、あんな薄い会話マニュアル一冊で、日本を旅してるんだろうか。
ホントに、食事をごちそうしてくれる人はいるんだろうか。
それとも、あの一文は、緊急事態の時に使うフレーズだったんだろうか・・・。
2008/07/08

麻のれん帯

モーレツに、麻帯がほしいんである。

いろいろ見ていると、絹芭蕉や羅つづれのほうが品数が豊富で、値段的にも買いやすいような感じはする
・・・んだが、それでも麻の染め帯がほしいんである。
うぃーっ!

そんなワケで、ヤフオクで見る見る間に高騰してゆく麻帯に地団駄踏んだりして、このところすっかり物欲に支配されちゃってるワタクシ。

・・・が、ふと「作りゃイイじゃん!」と思い立ち、作ってみたんであった。



使ったのは、夏物一掃バーゲンで買った麻のれん。

のれんと言っても、型染めとかでステキだな~と思うのはやっぱり高くて、帯を買うのと同じくらいの値段!
そんな中からようやく、安いけど柄はまあまあ、なんとか帯になりそうなのを見つけだして買ってきた。

絞り染めのひょうたん柄。
2980円だった。
まあまあ安い?

柄の位置が、帯にするとちゃんとお太鼓の場所にくるようになっているので、帯を染めるのと同じ技術で作られているのかあと思う。

バーゲンのワゴンの中から掘り出したんだけど、隣でも同じように熱心に物色している人がいて、その人の様子をチラリと見ると、折り畳んで柄の良い部分だけを出して眺めたりしてて、やっぱり帯にすることを考えているらしかった。



150cmが2枚なので、名古屋にするには布が足りない。
作り帯にするか、足りない部分を別布で足すか・・・と悩んだ結果、手持ちの麻布の端切れを足して、開き名古屋にした。



完成。

ちゃんと帯っぽいでしょ?



考えてみれば バッグ用にヘンプ布は大量にストックしてあるんであった。
でも、染めたり干したりしやすいよう、買ってきたらすぐに70cmくらいの長さ(バッグ1個分)にカットしてしまっている。
うむ、残念。

繊維が太くて粗いのを選んでいるので、上手くすれば(?)シナ布っぽくも見えそうな感じ。
次回仕入れた時には、試しに帯にしてみようかなと企んでおるんである。





・・・が、モンダイは、急激に暑くなって、なんだかキモノどころじゃない雰囲気になっちゃったこと。

生命を維持するので精一杯って感じだよ~~。
2008/07/07

昨日の夕焼け




久しぶりに晴れたので、空を見るのが楽しい。

日没直後。
細い月が、太陽を見送っている。

2008/07/07

雨ざらし柿渋バッグ2作目と3作目

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2008/07/06

梅雨明け間近


大勢の友達を連れて、子供の頃住んでいた家へ遊びにいく夢をみた。

今はもう知らない人が住んでいるんだけど、私たちが来るのを知って、大きな鍋で料理を作って待っていてくれた。
家の裏にカラマツの防風林があって、その木立を抜けた向こうに広がっていた景色を、思い出そうとしても、なぜか思い出せない。
ご飯を食べたら、そこを見に行こう!・・・と思ったところで目が覚めた。


夏がやってくるよ。

今日は洗濯物にベランダを占領されて、柿渋布を干せません。