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2010/07/21

夏旅に着るモノ

うだ~~~~。
 
なんだ、この暑さ。
 
みなさん、倒れてないですか?
 
クーラーなしの別宅滞在中。
冷房器具と言えば、一昨日ようやく導入した団扇だけ。
導入直後からモーレツ稼動で、まだ2日しか使ってないのにかなりヨタッてきました。
 
さて。
そんな中、ちょっとした旅行に出ることになったので、手が空いた時に少しづつ荷物の準備してます。
とは言っても2泊3日なので、たいした量ではありません。
モンダイは「キモノ」をどうするか?
 
この猛暑ですから、キモノなんて想像するだけでも汗まみれなんですが、3日間洗濯できない環境で過ごせるだけの「お出かけ用お洋服」を持ってないワタクシ。
お出かけは可能な限りキモノって決意して、洋服は増やさないよう心がけてきたので、こんな時には悩ましい。
あきらめて町内唯一の洋品店「シマ●ラ」に駆け込んでもイイんですが・・・それもなんだか。
 
で、あまり暑くもなく、重くもなく、さほど大げさでもない、旅行用のキモノについて検討してみました。
 
すると、先日衝動的に自作した、サマーウール(と思われる)のキモノが、意外にも軽くて涼しくて、おまけに汚れもシワも気にならず、あらゆる条件に適ってると気付いたのです。
超テキトーミシン縫い、しかも超テキトー手染めですから、旅行中どんな事態に見舞われても、さして気にはなりませんし、損害にもなりません。
まあ、唯一難点があるとすれば、せっかくの旅行をそんなキモノで過ごすことに自分自身が満足できるか否かということくらいです。
そこんところは未解決。
でも、キモノっていうだけでなんとなく気分が浮き立つし、いつもの汚服でいるよりはずっと心地よいんではないかと思ってます。
 
で、次のモンダイは帯です。
 

じつは、キモノ生活を目指すと言いつつ、別宅には夏帯を2本しか持ってきてません。
 
そのうちの1本がコレ。
芙蓉の染め帯。
 
手持ちの夏キモノにはどれでも合うと安心してたんですが、この自作キモノと合わせてみたところ、なんだかガチャガチャした印象になってしまいます。
 
このキモノ、もともとは真っ白の地色だったのを、ベージュ色にしたくて柿渋とダイロンで染めたんですが、予想よりもピンク色がかったベージュになったんです。しかも、爽やかさやクリア感がなく、そこはかとなく薄汚れイメージ。
むしろ染める前の真っ白のほうがこの帯には合っていたかもしれず、まさに「後悔先に立たず」です。
手持ちの帯とじっくり照合してから行動を起こすべきでした。
 
キモノが縫い上がった時には、「黒色の染め帯なんかと合いそうじゃん?」と結構悦に入ってたんですが、考えてみればそんな帯はもともと持ってないんでした。(←ばか)
 
 
残るもうひとつの帯はコレ。
 

栗山工房の大麻帯。
 
こちらに至っては、まったくもって、ことごとく合いません(-_-)。
色も当然合わないし、大麻のズッシリ感が、キモノの安っぽさをますます際立たせてしまいます。
 
それに、この帯、実際の重量もあるので、そもそも旅行向きではないんでした。
 
 
 
 
 
うー。うー。うー。
 
本宅へ帰れば、一昨年の夏に青色の麻暖簾を改造して作った帯があって、それなら色が合いそうな気がするんですが(ただし柄はヘン)、今回の旅行にはとうてい間に合いません。
 
旅行は明後日からです。
 
今日と明日のうちに、なんとか方法を考えなければ。
 
苦悶の末にひねり出した案は以下の通り。
 
その1・新しい帯(もしくはキモノ)を買っちゃう
その2・自力で帯を作る
その3・他のキモノを検討する
その4・あきらめて汚服でいく
 
恐ろしいコトに、この4つの案は、実現の可能性の高い順になっているんであります。(←壊れかけてるから)
 
つまり本日、第1案を実行すべく、熱中症になりそうなこの家から逃亡したい気持ちもあって、隣町のショッピングセンターにある「た●す屋」まで車を走らせたのでした。
もう何でもいいから目についた帯(ただし黒か青)を買っちゃおう!って覚悟です。
 
・・・・・しかし、みごとに収穫なし。
 
(はたして良かったのか悪かったのか)
 
夏物はなかなか正しい手入れが行き届かず、リサイクル店に持ちこまれた時には使い物にならない状態になってるものが多くて、まともな品が古着として出回ることがあまりない・・・というのが、たん●屋の談。
 
久しぶりに浴びる人工的冷気に疲れ(悲しいカラダ)、アイス屋に寄る元気さえなく、肩を落として帰途につきました。
 
しかし、こうなったら、次なる手段。
第2案の「作る」です。
 
これもそれほど無謀な案ではないんです(と思いこんでいる)。
帰りの車の中で思いついたのは、柿渋染め用に買ってある麻布を、青のダイロンで染めて、ダーッとミシン縫いで帯に仕立てるってこと。
この時点でまだ午後3時過ぎですから、今から作業しても、ダイロンなら簡単に染まるし、この天気なら夕方でもすぐに乾くし、それに今なら麻布もたっぷりあります。
いつもなら、考えついてもダラダラグズグズして行動できないけど、今の気持ちの勢いがあれば今日明日のうちに完成するかもしれません。
それに、自分で染めた麻布で帯を作るというのは、いつかやってみたかったことのひとつです。
たしか青色の染料は道具箱に入っていたはず。
真ん中で染め分けて、半分は麻本来の色を残して・・・と、構想はどんどん膨らんでゆきます。
 
それにしても、こうまでしてキモノを・・しかもあんな薄汚れた自作キモノを旅行に着ていくのか?という自問も時々耳をかすめますが、なんか自分でもわからない深い淵にどんどんはまりこんでしまって、もうタダではもどれない感じになってます。
 
帰宅後すぐに、在庫してあるダイロンの色を確認し、麻布を床に広げて、染めのシュミレーションをして、かなりヤル気満々です。
しかし、その一方で、脳みその片隅のほうから常に「キモノやめたら~?」っていう冷めた声が聞こえているんです。
その声を聞いてしまうたびに、心の温度が少しづつ下がっていくのを感じます。
 
「やめたら~?」
・・・いやだ!
「暑いし、めんどくさいよ~」
・・・いや、やめないもん!
「一緒に旅行する人、きっと誰もキモノ着てこないよ~」
・・・・・・い・・いいんだもんや・・や・・やめ・・・やめ・・・やめ・・・・
 
 
・・・・・と、その時。
 
 
ドドドドドド・・・と、トラックのエンジン音。
次に、ピーンポーンと、宅配屋さんがやってきました。
 
で、届けてくれた荷物は、・・・・・な・な・な・なんと、帯だったんです!
 
ひゃ~~~~!こんなことってある~っ?!
すっごい偶然!
すっごいサプライズ!
 
・・・って(-_-)
じつは、すっかり忘れてたんですが、ワタクシ、ヤフオクで帯をひとつ落札してたんでした。
 
すっごく欲しくて、落札できて嬉しかったはずなのに、届くまでに日数がかかるということで、すっかりその瞬間の興奮は冷めてしまい、そのかわり「欲しい!」と強く思った記憶だけが体に刻みこまれていて、今日の「買っちゃう!」という衝動が起こったようです。(買わなかったけど。ホッ・・・)
 
その帯がコレ。
 

あ、柄がさかさまですけど、コレ、ブドウの絵。
 
で、生紬の柿渋染めなんです。
 
もうコレを買わずに他に何を買えと?ってくらいにビビビビビーってきて、後先考えず、ボタンをガンっと押したんでした。
・・・あ、でも誰とも競ってません。
押したボタンは「値下げ交渉」。
ビビビビビーってきた割には、せこい?
 
いくらなんでもちょっと無理?って感じの値段を言って、ダメ元で交渉したんですが、最後まで他の入札者がいなかったので、結果的に落札できました。
こんなにイイのに、どうして誰も入札しないんだー?
・・・私がマニアックすぎるのか?
 
荷開けして「お~!」と感嘆し、早速キモノの上に置いてみたところ、なんとなく合うような・・・・。
自作キモノの薄汚れ感が、柿渋にうまいことマッチしてるんじゃ?
・・・・どど・どうかな?
 
これ夏帯ではないんですが、生紬のザックリした素材が涼しげに見えて、「お好みによっては夏にも使えます」と説明もされていたし、イイんでない?という気持ちになってます。
この帯の初おろしがこんなキモノ・・ってことが、かすかに残念ではありますがね。
 
でもブドウって、季節的にどうなんでしょ?
先走りすぎでしょうか?
デラウエアはもう店頭に出てることを思えば、いいのかなあ。
 
ホント言うと、キモノを着ていくかどうかの決断自体もまだかすかに揺らいではいるんですが、でも着ていくならきっとコレだ。
だって他にないんだもん。
もうすでに、「作る」の意欲は完全に消滅してるし。
 
 
 
 
 
で、次の新たなるモンダイ。
 
私がこんなに張り切ってしまって・・・雨にならないはずはないってことダス。
 
ブログだって、久しぶりなのにこんな長文書いちゃってるしな。
 
あぁ~あ。
 
 
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