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2011/07/16

近江ちぢみ


 
男物の反物で仕立てた近江ちぢみ。
 
反物幅が広いので、どうしても縫い代が分厚くなってしまうんですが、最大の難点は衿。
中に縫い込まれている部分が多い上に広衿仕立てなので、も~ぉ、羽織った瞬間に「暑い!重い!イヤ!」となるワケです。
それで、せっかく買ったのに一度も着たことがありませんでした。
 
やっぱりもったいないので、ちゃんと活用したい。
で、昨夜、思い切って衿をはずし、中にたたみこまれている身頃の折り込み部分を斜めにスッパリ切ってしまい、衿はバチ衿にして縫い直しました。
ちぢみのくちゃくちゃした布のおかげで、縫い目がクネクネしていてもあまり目立たないので助かります。
かなり涼しく、軽くなった気がしますよ。
 
で、どんなもんだか、早速着用。
 
相変わらず、着つけの時には汗だくです。
・・・で、やっぱりちぢみってカサ張りますね。
思ったよりはフィット感がありますが、鏡で見ると自分の体が一回り大きくなったように感じます。
 
帯は、芙蓉の柄。
この時期、出番の多い帯です。
ホントは、昨日芯をはずした栗山工房の帯の締め心地を試してみたいところですが、思えば、この芙蓉の帯に合わせたくて、このキモノを買ったんでした。
ようやく対面できたワ、芙蓉ちゃんと近江ちゃん。
 
 

出かけた先にも、キモノ姿がありました。
 
こちらは小千谷ちぢみ。
薄紫色のみじん格子に、栗山工房の麻帯です。
うっはーっ。
 
スレンダーな人が着ると、ちぢみのブハブハ感がまったくありませんな。
透ける麻が涼しげでした。
やっぱり麻はいいな~ぁ。
 
 
 
 
 
すべての近江ちぢみがそうなのかは知りませんが、私のこれは麻と綿が半分づつ。
なので、麻100%のキモノよりは布が分厚いし、重量もあるんです。
 
けれど、夏キモノとして昔から存在している素材なワケですから、そんなに不便で着難いものではないはず。
強引な自力改良で、仕立て直しのきかないキモノになってしまいましたが、せめてこれからは精一杯活用したいと思います。
 
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2011/07/14

負けてたまるか 栗山工房


 
・・・・と、同名のタイトルの記事をずっと以前に書いた覚えがある。
たしか、栗山の麻帯を買った直後のこと。
(中央のがソレ)
 
栗山吉三郎の型染めが好きで、あこがれ続けて、何年か前やっと想いを叶えて買えたものの、ゴツい繊維の大麻が扱いにくく、分厚くて締めにくく、おまけに重くて、結局ほとんど使わずにいたんでした。(←敗北)
 
どうやら最近の栗山の夏帯は、同じ麻でももう少し繊維の細い生平麻が使われているようで、以前のものよりはずっと扱いやすく、見た目も締め心地も涼やかになっているもよう。
柄の傾向もなんとなく洗練された印象です。
そういうのをチラリと目にすると、また新しいのが欲しくなってしまいそうで困るんですが・・・(-_-)
んにゃ! この先はムダ買いせずに手持ちのモノをしっかり活用するというのが目標なので、少なくても手持ちの栗山に敗北したまま次のを買うなんて言語道断。
 
・・・というワケで、持っている帯を、なんとかしてもっと使いやすくできないかと思案。
 
ナンダカンダと言っても麻ですから、使っているうちに柔らかく軽くなってゆくはず。
そうなるためには、とにかく頻繁に使わなければイケナイわけです。
でもこのゴワゴワ感と重さの原因は、どうやら素材とは別のところにある・・・・・ってことで、思い切って縫い目を解いて、帯芯をはずしてみました。
帯芯には硬くてゴワゴワの木綿が使われていて、コレをはずしたら一気に軽くなりましたよ。
帯自体の厚みがあるので、しばらくは芯なしで締めてみようと思います。
ふっふっふ、負けないぜ、栗山工房。
 
さて。
先日暑い中を遊びにきてくれたozさんのおかげで、キモノ・スイッチがポチッと入ったワタクシ。
19日から京都へ行くので、実際着るかどうかはさておいても、やはり夏キモノをひとそろえ持参しようという気になって、ただいま準備してます。
 
・・・でも夏の京都って殺人的な暑さなんだよな。
生命を維持するだけで精いっぱいって感じ。
大丈夫なんだろうか。
 
しかし関東よりは節電モードじゃないだろうから、乗りものや建物の中はクーラーがんがん効いてるかな?
少なくても、私が知ってる昔の京都はそうでした。
電車の中なんかで、よく唇むらさき色にして震えてましたから。
 
旅先ですから軽くてシワになりにくい素材が良いんでしょうけど、涼しさを取るならやっぱり麻がイイんだよな~。
と言うワケで、第一候補は能登上布&栗山の麻帯。
第二候補は、近江ちぢみ&芙蓉柄の夏帯。
 
以前真之介さんのブログで近江ちぢみが良いと読んで、「そういえば私も持ってたゾ?」と思いだし、先日チラリと本宅へ帰った折に、探し出して持ってきました。
でもこれ、男モノの反物を仕立てたものなので、脇の縫い込みが分厚くてモタつくんですよね。
とくに衿の部分がゴワゴワしてて、暑いんですよ。
襟元が暑いのは致命的です。
そこんところをなんとか改善できれば、布自体の肌触りはとっても良いんですけどねぇ。
 
まあ、もう少し検討してみます。
・・・って、あまりマジメに検討しすぎると、「キモノなんて着ねーよっ!」って結論に達しそうな予感もありますが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2011/07/13

決死の夏キモノ


 
今年もまた、クーラーも扇風機も買えないまま夏を迎えてしまいました。
命がけの夏越しです。
 
さて。
 
グループ展のギャラリー当番に、キモノ着ました。
 
と言っても、いきなり浴衣ですけど。
 もちろん今年はじめての浴衣。

 
綿紅梅の菖蒲柄。
16年ほど前に買ったものですが、あまり着ていません。
今年は久しぶりに引っぱり出して着てみました。
 
なんであんまり浴衣を着ないかと言うと、半幅帯が上手に結べないからなんですが、今回はふと思いついて、麻の名古屋帯を締めてみました。
帯芯のない八寸なので、なかなか涼しくて楽ちんでしたよ。
クーラーがない家では、着つけてる時が地獄ですけどね。
 
麻の帯、やっぱりイイなあ。
 
 
 
 

・・・ってことで、2回目の浴衣着用時には、いつも柿渋染めに使っている麻の生平の布をそのまま巻きつけてみました。
(最初の写真の右側のもの)
 
ちょうど布幅30cmのものがあったので、お太鼓になる部分を二重にして、端はかがりもせずに、そのまんま。
やることはワイルドですが(笑)、仕上がった姿はまあまあソレなりですよ。
 
この日着ているのは遠州木綿。
襦袢なしで、素肌に直接着ています。
で、掛け衿の中に衿芯を入れています。
 
あ、真横を向いてしまったので、前帯もお太鼓も見えませんねえ。
 
 
 
 

 
バッグの持ち手などを作る麻の細ロープを、むりくり帯締めの代わりにしています。
ロープの先には、杏の種に細かい彫刻を施したした玉。
お腹の横でリボン結びしていますので、二つの玉がゆらゆら揺れて、コツコツと小さな音がなります。
いずれも汚作業部屋にころがっていたものばかり。
 
あああ、今年の夏キモノは、その場しのぎの間に合わせでスタートしてしまいました。
 
そうそう。
籐のカゴを買いましたよ。
やった~!
 
コレのおかげで、夏がすこし楽しくなりそうです。