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2011/11/15

結城紬ウィーク


 
11月のお楽しみは、結城市で開催される紬ウィーク。
今年はユネスコの無形文化遺産録を記念して、例年よりも盛大に行われたそうです。
 
毎年この時期は自分の展示会と重なって、ゆっくりと時間が取れずにもどかしい思いをしていたんですが、今年は思い切り楽しめます。
 
ツムギーズ(紬好き仲間)の、ozawamiさんをお誘いして、一緒に遊んできました。
 

近所のイチョウも色付き始めたことですし、半襟はクロスステッチのイチョウ。
 
この半襟をつけると、秋も本番だなぁと毎年思うのです。
着物は先日しわくちゃを指摘された無地紬。
アイロンかけてみましたが・・・・あまり改善はみられません、トホホ。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
さて、結城紬ウィーク。
←会場前の広場は、こんなことになってました。
キモノ、キモノ、キモノ・・・・・
この日開催された「着物で街歩き」というイベントには150人の参加があったそうです。
そして街歩きの後は、大抽選会。
なんと!本場結城紬の反物が当たるそうですよーっ、奥サンっ!
すごい盛り上がりでした。
来年は是非この抽選会にも参加したい。
 

 
 
会場の中では、機織り実演や・・・
(100亀甲の本場結城紬を織っています)
 
2cmほど織ったら、そのたび絣柄をひとつひとつ確認して、細い針でズレを直したりするのです。
そうしながら約12mの着物一着分の長さまで織り上げるんですから、気の遠くなる作業です。
 
 
 

 
糸取りの実演や・・・
 
ふわふわの真綿を、細く細く撚って、唾をつけながら糸にしてゆきます。
 
ああああ、これも気が遠くなる~。
 
 
 
 
 
 
 

そんなふうに作られた結城紬が、ダーーー
ッと惜しげもなく並ぶのが、こちらの部屋。
 
各問屋さんが反物を持ち寄って直売しているのです。
呉服屋さんや百貨店で本場結城紬の値段などマジメに見たことありませんが、市価の半額以下から3分の1らしいですよ。
しかも見放題、触り放題。
もちろん店員さんに付きまとわれることもなく、しつこく勧められて脂汗かくような緊張感もありません。
 
「ほっこりしてやわらかく、温かく、そして羽のように軽い」と言われる結城紬。
まさに、その通りでした。
直前に製造方法を見学していますから、感激も愛しさもひとしおです。
 

 
「どれでも自由にあててみてください」と言われ、気に入ったものを次々と手にするツムギーズ1号、ozさん。
嬉しそうです。
 
これはグレー地に、超細かい蚊絣。
蚊絣が、白ではなくて水色なんです。
ozさんの激好み。
似合うに決まっています。
 

 
ツムギーズ2号のワタクシも。
 
濃いグレーに茶色のぷつぷつ模様の絣。
このまま強奪して逃げ去ってしまいたいほど好きでした。ぎゃーん。
 
結城紬は着て着て着て着倒して、30年から50年くらい経つと、いちばん良い状態になると言われます。
奉公人が作業着として毎日着ていたものを、主人がもらって着る、なんて逸話もあります。
 
たとえ今買ったとしても、一番良い状態になった頃に私はもうこの世にいないんだな・・・
 
ああ、どうしたらいいんだ!
 
・・・・と、絶叫しつつ、しょんぼり手ブラで帰宅。
 
しかし、この悶絶がクセになる。
来年もきっとまた行きます。
 
 
 
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