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2012/02/25

いてもたってもいられなかったんだキモノ


 
急に思い立ってキモノ。
 
昨日は地元呉服屋のバーゲンで思いがけなく盛り上がり、キモノ熱が急激に上がったので、どうしても着たくなったんでした。
 
そういえば!と、夏の信州旅行で買ったねずこ下駄に鼻緒をすげてもらいに、隣町の真壁まで行くことにしました。
 
最初、桜裏の米沢紬を着たんですけど、着つけ終わったところで雨が激しくなったので、急きょポリに着替えました。
このポリ着物、もう15年くらい着続けているので、すっかり体になじんで、スルスルっと着られます。
雨の日の緊急要員ですが、着るとなぜか安心するんですよね。
好きな色なので、帯まわりの色合わせも考えやすいんです。
 
帯:小紋の着物からリメイクした自作名古屋。
帯揚げ:ふさこさんの絞り入り草木染め(藤で染めたもの)
帯留:地元作家のシルバーの「梅」。
羽織:紬着物からリメイクしたもの。
羽織紐:ozawamiさん作。
 
あまり考えずにパパッと拾い上げた組み合わせですけど、全体的になんかイイ感じで決まりました。
好きですねぇ。
ホントは羽織がもうちょっとだけ濃い色だと落ち着くんですが。
 
さて、真壁の町はまだ雛祭りの真っ最中。
せっかくの週末にあいにくの雨ですが、今日は商店街の通りで結婚式も行われたそうで、結構賑わっていました。
 
しかし、私の目指す場所は決まっています。
 

じゃじゃーん。
毎年お世話になってる下駄屋さんです。
 
鼻緒の種類がますます充実して、もう目移りしちゃって選ぶのが大変でした。
 
法被を着てあぐらをかいて鼻緒をすげるご主人の姿は、もはや真壁名物です。
観光客にたくさん写真を撮られていました。
 
 

 
うーんと唸って、やっとこさ選んだのがコレ→
 
シンプルで粋な感じになりました。
 
ねずこの下駄はふたつ買ってあるんですが、今回はこれひとつだけ。
 
もうひとつは、また次回。
楽しみは小出しにして、また散々悩みながら、すげてもらおうと思います。
 
 
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2012/02/17

真冬の結婚式


 
 
人生二度目の訪問着で、おめでたい結婚式に列席してきました。
あ、新郎新婦は二度目じゃなくて初婚です、念のため。
 
前夜は式場のあるホテルに泊めてもらったんですが、ベッドが大きくて快適だったものの、その他のスペースが狭すぎて、着付けにひと苦労。
久しぶりの袋帯に手こずって、最終的にはぐちゃぐちゃのお太鼓を手で押さえながら、着付け室に走り込みました。
そんなワケで、帯だけはプロに締めてもらったので、帯揚げの結び方がいつもと違います。
着物は自分で着たので、右半襟が隠れてしまってるのは、いつもと同じです、ションボリ。
 
 
 

挙式が行われたチャペル。
 
正面のガラスの向こうには、雪に埋もれかけた十字架が・・・。
 
薄暗い室内から見ると、陽光に照らされた雪が神々しいまでに輝いて見えます。
 
 
 
 
 
 

 
最初は、「なんでわざわざこんな真冬に結婚式なんだ?」と思っていましたが、この光景を見て納得。
 
人工的な照明はほとんどなく、雪に反射する日の光だけが新郎新婦を照らし出します。
 
うつむいた二人のシルエットと、まばゆい雪のコントラストに、思わずため息。
(カメラマンがちょっと邪魔ですが・・^_^;)
これは真冬ならではの演出ですね。
 
我が従姉妹ながら、本当に美しいと思いました。
 
 
 
さて、しかし、ここに至るまでの間に、私の身にはちょっとした事件が起こっていました。
 
先日どなたかのブログで、「しまいこんであった礼装用の草履をひさしぶりに履いたら底裏がべろりんちょ・・・」って話を目にしたところだったんですが、なんとまぁ、そんな「悪夢なのに笑える出来事」が実際にわが身に起こってしまったんでした。
 
朝、着物を肩にかけながら、裾の長さを決めるために草履を履いたところで、右足裏が見事にべろりんちょ!
 
大慌てでフロントにSOSの電話をすると、ただちに修理してくれることに。
 
草履を預けたまま、なんとか着付けを済ませましたが、修理が終わるまでは部屋のスリッパで控室をうろつくというカッコ悪い事態。
 
が、ほぼ30分ほどで修理が完了し、いよいよ挙式が始まります。
 
で、さあ、ご親族の方はチャペルへお集まり下さい・・・と言われた瞬間、なんと、今度は左の草履がべろりんちょ!
 
すでに相手方のご親族も出揃い、これから親戚になる者同士、ぎこちないながらも和やかに微笑を交わしている頃です。
「あらぁ、お着物ご自分で着られるの?いいわねぇ」なんて言われて、「えぇ、まぁ、・・・オホホホ」とかやってる最中の、いきなりの容赦なきべろりんちょです。
 
ああ、せめてみんながゲラゲラ笑ってくれたら、まだ救いようがあるというもの。
その場で笑ってるのは本人だけ、周りは一瞬にして凍りつき、次に、気不味いような、気の毒そうな表情を浮かべて、静かに目をそらすのでした。
 
ああぁぁぁぁぁぁぁ。
 
そこで、昔は一緒に風呂にも入った、今はそれぞれ一人前かそれ以上、あるいは一人前を通り越して正体不明な人物に成長している我が従兄弟たちが、まるで子供の頃みんなでいった海水浴場で私の水着が脱げてしまった時のように、一斉に私を取りかこんでガードしてくれ、なぜか「よっしゃぁ!」とか意味不明の雄たけびを上げながら、誰かがどこからか調達してきた強力両面テープで、あれよあれよと言う間にべろりんちょを貼り合わせてくれたんです。
 
素晴らしいチームワークとその迅速さに感動しましたが、その間、私はずっと片足あげてケンケンしたままです。
 
それと、鼻緒の裏の結び目とか、そういう草履の構造(?)はまったく無視です。
「とにかく挙式から披露宴までの間、剥がれなければイイんだべ?」とか、「草履の裏なんて誰も見んべさ」とか言いながら。
 
・・・ま、確かにそうなんですけどね。
 
 
しかしモンダイは、じつはこの草履、友達からの借り物だったってことなんですよ。
 
結局、帰宅後、縦横無尽に貼り巡らされた、黒々として業務用っぽい強力すぎる両面テープを、一晩かけてシコシコと指でこそげ落とし(あまりにスゴイ応急処置のため、草履屋に修理に出すのがはばかられ)、愛用の「セメダ○ン・スーパーX透明」で貼り直しました。
で、事件の全容を正直に打ち明け、平に謝りながら本日返却しましたさ。
 
佳き日を迎え、今は幸せに浸る新郎新婦が、この草履裏のようにべろりんちょっと剥がれてしまわぬことを心から祈るばかりでございます。
 
 
みなさんも、しばらくしまい込んでいた草履には要注意ですゾ。
 
2012/02/09

人生で2度目


 
 
ひさしぶりにキモノです。
しかも訪問着。
 
これ、懐かしいですね~。
 
あすかさんの披露宴にお呼ばれした時に着たものですよ。
あの時、一生に一度の訪問着だと思って決死の覚悟で(?)着たんでしたが、なんとこのたび、もう一度着る機会がやってきました。
 
従姉妹が結婚することになり、挙式と披露宴に列席するため、はるばる北海道まで行ってくるのです。
今さら披露宴用の洋服など揃えるのは面倒だしアホらしいので、キモノにしました。
 
帯も小物も、あすかさんの時と同じ。
この先はいよいよ本当にもう着る機会は訪れないと思うので、ありったけの盛装小物を総動員です。
 
人生で2度目の出番。
 
・・・2度しか着ないものを、なんで何十年も所有してるんだ?
それとも、2度も着る機会があったなんて買った甲斐があったなあ!と、喜ぶべきなのか?
 
なにはともあれ人生2度目の、豪華訪問着。
柄が重厚すぎて、見てるだけで胃がもたれます。
 
あ、おめでたい席に出るのに、あんまり2度目2度目と言っちゃイケませんな。
 
 
そんなワケで明後日、極寒の地へ旅立ちます。
 
すごい雪降ってるらしい。
ホントはキモノどころじゃなくて、豪雪用ブーツとか裏起毛の股引とかの心配しなくちゃいけないんじゃないのかなあ。あああ、生きて帰れるんだろうか?
 
 
あ、「帰る」も禁句だ。