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2013/09/27

山路 meet 山路


 
 
本日も遠州木綿「山路」を着ました。
 
本日はある命題を与えられています。
それは、「この帯↓を使ってコーディネートすること」。
 

 
これです。
 
素朴な田舎家や木々や、はさがけされた稲(なのかな?)、それらを縫うように巡る細いクネクネ道。
これ、まさに「山路」と名付けたいような帯でしょ?
 
というワケで、遠州木綿の「山路」に合わせてみよとのことで、持ち主からお貸し頂いたんでした。
 
 
 
 
 
 
 

 
全体に黄金のフィルターがかかったような、秋の午後の日差しの中にいるような気分になる帯。
 
実際には描かれてはいませんが、茅葺屋根の横にはきっと柿が実っているに違いない。
 
で、柿の帯留。
帯揚げも柿色の絞りにしました。
 
 
 
 
 
 
 

 
ついでなので、半襟は「さるかに合戦」。
サルが柿の実を持っています。
 
ここまでくると、もはやコスプレ。
 
さあ、このお題の出題者は気に入ってくれるでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
・・・お、おや?
 
ああ!
 
おんなじ~。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
出かけた先で、おそろいの遠州木綿「山路」を着たA子さんと遭遇。
ここにめでたく山路シスターズが結成されました。
 
そしてまた、まるで打ち合わせたように、似たような色合いの帯。
A子さんのはインドネシアのトラジャ絞りというものだそうです。
 
 
 
 
 
 

 
A子さんの前姿。
帯締めもワザありです。
 
ここはいつも遊びにいく地元のギャラリーですが、おそろいの着物で座っていると仲居さんみたいで面白かったです。
 
A子さんにとっても私にとっても、この着物は帯合わせを考えやすい色柄なので、これからも出番は多いはず。
何かイベントの時には2人でこの着物を着てお客様係をやったりするとウケそうだな(笑。
 
ちなみに、出題者は嬉しそうに笑ってくれて、本日の命題は無事にクリアです。
 
 
 
 

 
このところ「ハマっている」と言ってもいい、洗い張り。
 
また二枚洗ってもらいました。
どちらも知人からいただいた着物。
 
このごろ考えるんですが・・・・「タダ」でいただいたものとか、古着屋やネットで安く買ったモノとかを嬉しがって着てきましたが、私みたいな俗な人間は、そういうものの扱いがどうもぞんざいになりがち。
おまけに、たいして着る機会もないくせに、数ばかり増やしてしまいます。
もはや自分がどんな着物を何枚くらい持っているのか把握できないような状態。
 
ほんとにもう、こんなことでは、たくさんの職人さんの手によって丁寧に作られてきた着物が泣くよなぁ。
 
・・・ってことで、もっと大切に、丁寧に、愛を持って扱いたいと思うようになってきたんですよね。
まぁこんな殊勝な気持ちをいつまで持続できるかわかりませんが(-_-)。
 
とにかく、少しでも丁寧に、大切に、そしてこれ以上無駄に数を増やさないためには、タダだったり激安だったりしたものでも、きちんと「お金をかけて」手入れをすること、つまり、モノを手に入れるために「痛みを伴う」必要があるのではないかと思ったワケなんです。
 
年齢的にもそろそろ、広げすぎた大風呂敷を畳んでゆく時期です。
受け継ぐ身内もいないので、自分の持ち物は徐々に整理して、シンプルに、わかりやすく、管理しやすい量にしてゆこうと決意する、2013年の秋の夜長なんでありました。
 
・・・と、もう一度言いますが、そんな殊勝な気持ちをいつまで持続できるかがモンダイです(-_-;。
 
 
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2013/09/25

あらためて ウサギとカメ


 
 
ふ~。
ただいま帰宅しました。
 
本当に久しぶりの東京。
若干緊張する展示会と、そのあとの親睦会に出席してました。
気の重い用事だったので、大仕事をひとつ終えた達成感です。
でもまあ、終わってみれば行ってヨカッタ。
かなり楽しかったです。
 
それはさておいて、キモノ記録です。
 
上の写真は、デジカメを忘れたので、電車の中で携帯で自分撮りしたもの。
 
 

 
帰宅後にデジカメで撮影しましたが、携帯のほうがうまく撮れてますね。
 
着物は、「芭蕉結城」という名のナゾの紬。
1000円の反物を仕立てたものです。
もちろん、芭蕉でもなければ、結城でもありませんよ。
1000円ですから(笑。
でも着心地はわりといいです。
 
ようやく着物を見やすいように棚に整理したので、今まで埋没していたモノでいろいろ新しいコーディネートを試しています。
この帯も好きで買ったのに、未使用のまま埋没していたもの。
 
ちょうど今頃の、夏の終わりから秋にかけての草花なのに、単の季節に締めるには素材的に暑苦しい感じがするのと、この薄い紫色がいったいどんな色の着物に合うのかわからず、結局使わないままで存在を忘れ去っていました。
 
たしか「すっきりした白地の着物に合うなぁ」とか思って買ったんですが、考えてみればそんな着物もっていなかったんでした(-_-)。
 

 
でも、この濃地のキモノに合わせてみたところ、意外とマッチしている気がします。
この着物も、好きでよく着るのに、組み合わせがマンネリ気味だったので、嬉しい発見です。
 
案の定、帯のあたりが暑かったですが、新しい組み合わせで、気分は楽しかったです。
 
ウサギなんて、なんだかワタクシらしくない可愛いモチーフで、これもこの帯を敬遠する要因でしたが、カメの帯留で一気にテンションあがりました。
カメは、パリの蚤の市で買ったもの。
ピンブローチでしたが、昨夜あわてて帯留に加工したんです。
それに、可愛いと思い込んでいたウサギも、久しぶりに見たら、それほど可愛い過ぎてもいなかったので(笑)ちょっと見直しました。
 
 
 
 
 
 
 

 
これも季節限定。
ブドウのクロスステッチ半襟。
 
 
ところで今日は着物を着ているというだけで「色っぽい」とたびたび言ってもらいましたが、ミニスカートとか短パン(?)とか、肌の露出が多い女子もいたのに、なんで着物ってだけで無条件に「色っぽい」なんだろう?と、あらためて考えました。
もちろん、着物だからと言って、所作や言動はいつものワタクシとなんら変わるワケではありません。
「着物=色っぽい」というのは、日本人の脳内で脈々と受け継がれてきた文化というか、方程式みたいなもんなんでしょうね。
 
 
ところで、会場にもうひとり着物姿の女性がいましたが、彼女はスイス人と結婚して現在スイスに住んでいるという人でした。
外国暮らしをしながら「日本に行ったら着物着よう!」って心に決めていたんだろうなあと勝手に想像しました。
鮫小紋に色半襟という凝った着こなしで、ステキでした。
デジカメ忘れていなければ一緒に写真撮りたかったです。
 
 
2013/09/24

ウサギとカメ


いまから東京。
2013/09/23

山路


 
 
ぬくもり工房の、「山路(やまみち)」という名前のついた遠州木綿。
 
じつはコレ、前回の記事で着物友達A子さんが着ていたものと同じ柄です。
 
なんと、まったくの偶然で、おそろいになってしまいました。
あのたくさんの種類の中から、何の打ち合わせもなく、まったく同じ反物を、近所に住む2人が買っていたんですよ。
それもスゴイですが、そもそもこんな近所に、こんなに趣味が似てる人が住んでいたということに、あらためて驚きます。
 
まあそんなこんなで、仕立てあがった「山路」を、A子さんより三日遅れて初おろしです。
 
 

 
おそろい記念(?)に、アフリカ好きのA子さんにちなんで、なんとなくアフリカっぽい感じがする帯をしてみましたよ。
もちろんアフリカ製ではなく、たぶん日本製のプリント木綿で、数年前に自作したものです。
 
 
あ、ところで、襟のしつけ糸を取り忘れています(^^;。
 
あちゃ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
野ぶどうの足袋靴下。
 
縞の鼻緒をつけたねずこ下駄。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
出かけた先にあったのは、おお、彼岸花。
 
道端や田んぼの脇にチラリチラリと咲いているのを横眼で見ながら車を運転してました。
 
黄金色に染まった田んぼの脇に真っ赤な彼岸花が咲いているのを見ると、ニッポンの秋という感じがしますねえ。
 
 
 
 
 
 

 
・・・お?
 
着物姿でお仕事中のひとが・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
ふふ、いました、いました。
A子さんです。
 
ほんわりした水玉の久留米に、型染めの帯。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
彼岸花の柄です。
 
 
 
 
 
 
 
さあ、着物が楽しい季節になりました。
 
どんどん着ますよ~。
 
 
 
2013/09/21

ようやく単


 
大好きな単の季節だというのに、忙しくて外出さえ出来ずにいます。
が、今日はどうしても行っておきたいイベントがあったので万障繰り上げてがむしゃらにゴー。
 
ようやく涼しくなったと思っていたのに、今日に限って気温は夏に逆戻り。
でも、準備していたのは単紬だったので、暑いけどガマンしてコレで行きます。
半襟はめずらしく白。
これまためずらしく、昨夜のうちに縫い付けておいたもの。
暑くてすぐに汗まみれになってしまった上に、プラスチックの襟芯がガサゴソして大変不快。
でもこれも、取り替えるヒマがなかったのでガマン。
 
 
 

行った先はココ。
結城紬の産地、結城市。
ウチから車でおよそ1時間の距離なんです。
 
結城紬といえば、とにかく「高価!」というイメージがついてまわって、呉服屋や百貨店で目にする機会があっても正視するのが怖い(笑)着物の代表格ですが、自分で手に入れるとか着るとかいうこととは別に、せっかくこんなに近い土地に住む機会を得たのだから、せめてたくさん見ておきたいと思っているんでありました。
 
今回は、地元および近隣住民向けの「地産地消」特別展示会とのこと。
思っていたほど規模は大きくなくて、やや拍子抜けするものの、まあ反物はいろいろ見られました。
 
問屋組合が直接販売するので、市価よりはかなりお安いのでしょうが、もちろんワタクシには気軽に買えるものではありません。
しかし、手にとって自由に見られる、得難いチャンスです。
本物の結城紬はなかなか買えなくても、こういうところでたくさんのモノを見て、実際に顔にあててみて、自分に似合う色や柄をさぐるということもできますしね。
 
11月の結城まつりには、もっと大規模な大蔵ざらえ市も開催されるので、また行きたいと思ってます。
買える買えないじゃなく、直接生産者の話を聞けたり、萎縮せずに素朴な質問ができたり、キモノ談義ができたり、というのも楽しいものです。
 
 
 

結城駅前にある市民情報センターが会場。
イベント期間中でなくても、あちらこちらに結城紬に関連したものが展示されています。
おみやげやさんに置かれていた地機を見学。
 
今日の帯は、玉繭の生紬の柿渋染め。
ブドウが描かれていて、この季節の定番になってます。
着物は、単の西陣紬。
着物を着始めた頃に買ったもので、これを着たまま、ちょっとしたなりゆきで七輪でイワシを焼くことになり、その煙とにおいが染みついた、通称「イワシ紬」。
ちなみに、その後一度も洗ってませんが、イワシ臭も汚れもあまり気になりません(※あくまで個人的な感覚です)。
絹には自浄作用があるというのは本当なんだなあ。
 
 

 
こちらは、遠州木綿のA子さん。
帯は、ガーナの織物「ケンテクロス」というものです。
10cmくらいの幅の織物をつなぎ合わせているそうです。
 
世界各地のエスニックなクロスが好きなA子さんですが、どんな国のどんな変わった布でも、A子さんが帯として身に纏うと違和感なく着物になじんでしまうのが不思議です。