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2014/10/30

浜松×きのこ


 
 
遠出の外出予定が急きょキャンセルになったので、地元のギャラリーへ。
友人の個展初日にお邪魔してきました。
 

天気が良くて陽射しが強すぎて、空中のホコリにピントが合ってしまいます。
 
 
着やすい浜松紬。
そういえばコレも胴抜きで仕立てたので、なおさら着やすいのかも。
あちこちぎゅうぎゅうひっぱらなくても、ストンと決まる感じがします。
そういう時は、着ている間もずっと楽ちんなんですよね。
 
帯はコットンプリントのきのこ。
「たのしきものたち」の売れ残りですが、なかなか気に入ってます。
ひと巻き目とお太鼓裏をざっくりした紬地してあるので、締めたときにキュッとなって気持ちイイです。
 
 
 
 
 
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2014/10/26

猫づくし


 
もう~すっごくイイ天気!
 
出かける予定はなかったけど、なんだかいたたまれない気持ちになって、わざわざ近場の用事を作って出かけました。
 

 
出羽木綿。
厚手なので今日みたいな日にはちょっと重苦しいんですが、このごろわざと「あまり考えずに着るものを選ぶ」ことを試しているので。
 
エイッとつかんで、棚から出てきたのがコレだったので、そのかわり襦袢は袖をはずした二部式のうそつき。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
猫の帯。
化繊ですが、わりと締めやすいです。
 
猫のもようがのりしおに似てますが、しぐさや表情がかぼすにも似ています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
前帯には何ももようがありません。
 
なので帯留。
これもネコ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ここまできたら、もう帯揚げもネコ。
 
なはっ。
 
 
2014/10/24

受難の大島


 
 
ozさんと交換した大島紬反物を仕立てたもの。
 
買ってみたものの赤すぎるのが気になって仕立てずにいた反物を、キモノ友達ozさんが気に入って、彼女が持っていた別の反物と交換したのです。
あっちに行ったのは、もうずいぶん前に仕立てられて、カッコよく着こなされています。
すごく似合っていてステキです。
 
こっちに来たのは、じつは私が持っていたのよりもかなり高級、へへ(^^;。
けれど、やっぱりこの赤い格子が、私に似合うんだろうか?と気になって。
 
・・・・で、私、恐ろしいことをやりました。
 
自分で色をかけてみようと思い立ってしまったのです。
ええ、自宅の台所で、市販の染料を使って。
ええ、純泥染め大島紬を、ですよ。
 
まず最初は、茶色。
まったく変化がなかったので、思い切って青色。
とにかく、この格子の赤が、若干でもくすんだ色になってくれたらイイなあと思って。
 
で、結果は・・・。
 
まったく 何の変化もありませんでした。
まったくもってゼロパーセント。
微動だにしない、なんという堅牢な染め。
こんな蛮行をはたらいたヤツが言うのもナンですが、さすが本物の職人のワザ。
心からの賞賛の拍手を送りたい。
いったい、この赤はどんな技法で染められているのでしょうか。
 
 

 
あ、そのかわり泥染めの部分は、少し白茶けてしまいました(号泣。
こちらは、さすがの天然染めです・・・orz。
 
どんなヒドイことされてもビクともしなかった赤のかわりに、犠牲になったのは伝統技法の天然泥染め。
これまた切ないハナシです。←おまえがいうな
 
そして、さんざん水に漬けこんだり、煮詰めたり(
)したせいで、ものすごいシワくちゃになりました。
もはや誰も、これが大島紬反物だとは思う者はいまい。
 
でもね、こんなヒドい目に遭わされたのに、さすが大島紬。
反物の長さには、ほとんど変化はありませんでしたよ。
 
私の蛮行に耐えてがんばってくれた大島に敬意を表して、ちゃんと仕立てに出すことにしました。
「地直ししても細かいシワは残ってしまいました」「ところどころ白っぽくなった部分があります」と言われましたが、いいんです、そのまま仕立ててください。
 
で、本日初おろし。
 

 
散々いたぶった子が立派になって帰ってきて、せつないようないとしいような、心が痛むけどちょっと誇らしいような、複雑な心境。
 
赤い赤いと騒いだけど、実際に着てみるとそれほど赤っぽくはありません。
そして何より、びっくりするくらい柔らかくて、軽くて、まるで何十年も着続けて充分にこなれたような沿い感です。
羽織った瞬間から体に吸い付くようでした。
 
ああ、おまえは私にあんなふうにいたぶられている間から、もうすでに私の一部だったのだ。
 
愛するよ、これから猛烈に愛するよ。
私のお気に入りのしるし、こげ茶の八掛。
 
もうおまえを放さない。
 
 
 
 
 
2014/10/24

なんでもない日


 
 
特別なお出かけじゃなくても日常的に着る、というのが理想。
 
・・・だったはずなのに。
 
いちいち「今日は何かあったんですか?」「習い事ですか?」「お茶?踊り?」とか聞かれるのが面倒で、ほんとの近所ではあまりキモノ姿を見られないようにしてしまうんですが、そんなことでは日常着物生活なんてとうてい為しえません。
いちばんイイのは、ご近所の人たちに「見慣れてもらう」ということ。
キモノを着ていても、だれにもびっくりされなくなればイイのです。
 
どうせ「ちょっと変わってる人」とは思われているでしょうから、ついでに「あの人、ちょっと変わってる人で、よくキモノきてるよね」と認識してもらえばよいのです。
がんばっていれば、やがて「変わってる人」が抜けて、ただの「キモノ着てる人」になっていくかもしれません。
「何かあったんですか?」と聞かれない、それが完成形。
 
 

そんなわけで、今日は近所の用事にキモノ。
 
コーディネートなど何も考えない、目についたものに手を伸ばして、ささっと着ました。
その上に自作うわっぱり。
 
でも・・・・・なんとなく、「日常着物」コスプレ。
 
「なにかあったんですか?」と聞かれてしまうのは、つまるところ私自身に着物が染みついてないんだろうな。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
いつの日か、キモノ着たからといってわざわざこんなふうに写真なんて撮らなくなる日が来れば、本物。
 
 
今日は薄手の木綿では寒すぎました。
 
 
2014/10/23

雨の日 


 
10月22日、ジメッとして冷たい雨の1日。
しばらく来客やら外出やらが続いていて、久しぶりに家の中でのんびり。
うすら寒くて、何を着ていてもザワザワするので、キモノ着てみました。
 
窓辺の「?」マークはごましお。
いつもならキモノに着替えたらさっさと出かけちゃうので、不満げに見ているごましおですが、今日は着替えてもずっと家にいるので、なおさらベタベタ甘えてまとわりついてきます。
 

 
遠州木綿の「山路」。
洗濯したら全体が4cmづつ縮みました。
それを見越して大き目に仕立ててあるので支障はありませんが、やっぱり木綿は家でしっかり水通しをして仕立てたほうが、その後のお手入れはラクなんでしょうね。
これは、ぬくもり工房で水通しと地直しをしてもらったのでした。
 
帯は、姑が送ってくれた箱に入っていたもの。
私がモノ作りをしていることを知っている近所の友達が、ここふじさんに送ってやれと言って材料になりそうな古キモノなどを持ってくるのだそうです。
そういうのがたまる度に、大きな箱で送ってくれます。
材料用にと言われたら素直に材料として使わせてもらうことにしてるんですが、姑のまわりにいる友人たちもそろそろ自分の持ち物を整理し始める年代ですから、時々すごい高級品が入っていたりしてビビります。
このごろは、まだ着られそうなものは材料にする前に、こっそり自分が着用してもいます。
この帯は胴に足し布がしてあったので、誰かが誰かから譲り受けたものを、ちゃんと直して使っていたのでしょう。
 
 

 
作業には袂が邪魔なので、割烹着を引っ張り出してきて1日着ていました。
しまいこんであったのでくちゃくちゃですが、春頃にちょっとしたマイブームがやってきたときに作ったもの。
 
こういうカッコをすると、急にちゃきちゃき働きたくなって、ちゃきちゃき縫い物したり、ちゃきちゃきゴハン作ったりして、1日ですごくたくさんのことができて、なんだか働き者になった気がします。
気分って大事ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
キモノを着たもうひとつの理由は、次回のイベントに向けてキモノ用の前掛けを作りたかったからなんです。
 
試着しながら何度も手直しして、完成したのがコレ。
販売用ではなくて、スタッフ用のものです。
丁稚風の前掛けをイメージしてましたが、幅の狭い昔の紬にプリントコットンで足し布をしたら、ちょっとカッコよくなりすぎました。
 
 
 
 
2014/10/11

秋草 ウサギ 藍染め


 
 
好きで買ったのに、真っ赤な裏のせいでどうにも着難かった着物。
結城紬に藍の型染めです。
 
仕立て上がりの新古品でしたが、思い切って解いて、洗い貼りに出して、新しい八掛を選んで、まゆさんに仕立ててもらいました。
そういうひとつひとつの工程の、次の段階に進むごとに、「ホントにこれ好きかな私?」「この先も着るかな?」「誰か他に似合う人いないかな?」と、何度も自分に問いかけました。
・・・で、明確な答えは出ないまま、どんどん進んで、とうとう仕立てあがってしまったのです。
こうしてまた着物が増えます。
 
でもまあ、八掛も変えて、サイズも以前よりピッタリで、断然着やすくなりましたから、これからはもっと着るようになるでしょう。
 
 

ゆっくり悩んで決めた八掛は、紫色。
 
青系にするつもりでしたが、少し赤味を入れたほうが、地色の藍が生きる気がしたのです。
 
どこかで聞いた話ですが、藍の染料を電子顕微鏡で見ると、わずかにピンクの粒子が含まれているそうです。
なるほど、だから藍色を単純に青色と紺色とか呼んでしまうと、なんだか違う気がするのですね。
 
藍に紫が合うのか最初は不安でしたけど、やってみると、藍の中から抽出したピンクのように思えて、この八掛の色かなり気に入ってます。
 
 
 

 
今日合わせたのは、薄紫の秋草とウサギの帯。
ピンクとグリーンと白の帯締め。
帯揚げは、これもうまく使いこなせずにいたエメラルドグリーン&ブルー。
私らしいかどうかは別として、今日の組み合わせはなかなか好きですよ。
 
赤い八掛だったときに比べると、組み合わせの幅がぐーんと広がりそうです。
どうしても赤を意識してしまって、強い色の帯じゃないとダメな気がしちゃってたんですよね。
 
まあ、紫色の八掛になったことで、今度は紫色に引きずられる予感もありますが。
 
胴抜きにして、袖も単に仕立ててもらったので(袖口にだけ裏がある)
5月の終わりや10月のはじめに活躍しそうな着物になりました。
またこれからもよろしくね。
 
 
2014/10/07

里帰り


 
 
琉球絣に型染め帯。
あまりにも民芸的すぎるだろうかと思いましたが、まぁそれが好きなんだから仕方ない。
帯留めにしたのは、北海道阿寒のアイヌコタンで買った木彫り。
 
 

 
いただきもののキモノ。
これを下さった人のところへ、はじめて着てるところを見せに行ってきました。
だから、キモノの「里帰り」。
 
とても喜んでくれたのはイイんですが、「汚れる!汚れる!」と言って、茶碗ひとつも持たせてくれない勢い(笑。
日頃ガサツに着ちゃってるのがなんだか心苦しくなりました。
 
紐が縫い付けてある半襦袢なので伊達締めを省略したら、襟元がユルユルになってしまいました。
でも楽ちんでした。
 
ところで、昨日の台風では、町の中を流れる川が氾濫して、数台の車が水没したりして、大変なことになっていたそうです。
ひゃ~、家から一歩も出ずに過ごしていたので全然知りませんでした。
 
今日はうってかわって、秋風が気持ちのいい1日でした。
 
 
 
 
2014/10/03

こんなの持ってました その4


 
そんなにご無沙汰のつもりはなかったけど、考えてみれば5年以上は着ていない単キモノ。
「こういう色、持ってないよな」と思って買ってはみたけど、こういう爽やか系の色は苦手なんでした。
ひたすら手持ちのキモノを増やしたい時期で、まあきっと頭が壊れかけていたんだな。
 
 

苦手な色なので、帯合わせも思いつかず、いつも同系色でまとめてしまいます。
久しぶりに袖を通すので、ちょっと冒険してみようと思ったはずなのに、結局本日も同系色。
 
半襟が灰がかった藤色なので(先日来つけっぱなし)、それに関連付けて三分紐を薄ピンクに、帯揚げも(なぜかブルーっぽく映ってますが)灰桜色にしてみたのが、ワタクシ的には新しい試み。
 
苦手意識が払しょくされたワケではないけど、やりようによってはどうにかなるのかな?という気持ちにはなった・・・かな?
 
苦手な色ほど、色を意識しすぎるのかもしれません。
次回はあえて、絶対合わないと決めつけている帯を合わせてみようかな。
 
今日は知人の家で持ち寄りランチ。
気のおけない人たちと集まると、話がはずんで、キモノを着ていることなど意識の中から消えてしまうんですよね。
そんなわけで、みんなキモノ着てましたけど写真は撮り忘れ・・(-_-)。
 
秋晴れで気持ちのいい1日でしたが、襟元が暑くて汗をかきました。
木立の隙間から差し込む陽光が美しくて、暮れてゆくのがもったい夕暮れ。
 
2014/10/02

ぶどう


 
大好きなブドウのシーズンもそろそろ終了。
今年はあまりたくさん食べてないな。
寂しい・・・・
 
食べるだけでなく、もちろんブドウの絵が描かれているモノも好きです。
しかし、思えば今年はブまだドウの帯を締めていません。
ブドウは吉祥文様のひとつなので季節は問わないそうですが、私のこの帯はやっぱり季節モノとして使いたいなあと思うので、今を逃すと来年までお蔵入りです。
 
 

 
ブドウが描かれた柿渋染の生紬帯。
米沢十字絣の単きもの。
 
いつもはお太鼓に葉っぱのほうが多く出てしまいますが、今日はちゃんとブドウの房が出ました。
けど、藍の絞りで表現されている葉っぱのほうが、くっきりしてて目立つようです。
 
それと、いつもの巻き方を逆にしないと前帯に柄が出てこないというのも、今日はじめて発見しました。
いつも前帯の柄が横っちょに行っちゃうので苦労してたんですよね。
これがいわゆる「関西巻き」っていうやつなのかな?
逆巻きにすると、あれこれやらなくてもちゃんと正面にブドウが出てきました。
そういえば、この帯は京都の帯屋さんのものでした。そういうことと関係あるんだろうか?
 
 
 
 
 
 
 
 

 
帯飾りも秘蔵(?)のブドウ柄。
京都のつげ櫛屋さんで買ったもの。
このミニ櫛のシリーズはいろいろな絵柄があって選ぶのが楽しいんですが、どれも同じお値段なのに、時々こんなふうに螺鈿が入ってたりもするのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
ほとんど見えてませんが帯揚げもブドウ。
 
そういえば半襟も、ブドウの柄のがあったのになあ。
残念。