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2016/02/28

伊那紬




雑木で染められた伊那紬。
持ってる着物でいちばん好き。


なのに、うっかり「袋」にしちゃったんですよねぇ。

丸洗いしてプレスしてもらって、いくらかマシになったと思っていましたが、今日出してみるとやっぱり袋は袋。
着てしまうとあまり気になりませんが、裾の落ち着きは悪いです。
以前みなさんに修正の仕方をいろいろ教わりましたが、どうも、自力でやる自信がありません。

もう20年近く着ていて、着用頻度も高いことだし、やっぱり思い切って洗い張りして、仕立て直そうと思います。
八掛も、あらためて見るとギョッとするくらい汚れてますよ(-_-;。
リサイクルで買った着物なら多少の汚れなど気にせず着ちゃってますが、自分自身が長年かけて溜めてきた汚れだと思うと、なぜか「うげっ」と思っちゃうんですよね。
汚れにリアル感があるからなのか、不潔な自分を羞恥するのか。

それにしても、リサイクル着物や人から譲り受けたものなら、自分サイズに仕立て直すために洗い張りしたことはありますが、自分で買って自分で着続けたものでは、まだありません。
なんだか、ちょっとだけ誇らしい気分です。
いっぱしの着物生活者になったようで。
自分の汚れが恥ずかしいくせに、洗い張りに出するほどたくさん着ていることは誇らしい・・・不思議なものですね。

ん?・・・ああ、そういえば以前一枚だけ、しかもぜんぜん洗い張りする必要のなかったものを、よくわからないままやってしまったことがありましたっけ。
で、生紬だったのが、つるつるの普通の紬に変身してしまったんでした。

さて、洗い張り後の伊那紬、どんな質感になるのかな。
楽しみなような、不安なような・・・。
とはいえ、まゆさんの洗い張り付きのお得セールまで待つことになると思います。




梅が咲き始めてずいぶん経ちますが、ようやく梅の帯留の登場です。

以前ヤフオクで樹脂粘土の手作り帯留ばかりを出品していた人の作品。
大好きだったのに、いつのまにか見かけなくなりましたね。
今はもう作ってないのかなあ。
こういう季節限定品を毎年買い続けたかったのに。

ほんと、もうこの細かさと言ったら・・・梅のツボミ、最少のは芥子粒よりも小さいですよ。
やり尽くした、というか、燃え尽きちゃったのかもしれませんね。

帯は、やっぱり20年近く前にワケもわからずに買った袋帯。
柄は可愛いですが、地色がなんとも憂鬱なセメント色。
嫌いではないんですが、ちょっと使いづらい色です。
ちゃんと呉服屋で買っていた頃にもっとセンスが育っていればなあと、つくづく思います。




今日はまた真壁の雛祭りに、研修旅行と称して人形教室の人たちと一緒に行ってきました。

晴れていても風が冷たくて、ずっとコートを着たままでした。

名物のすいとんが、温かくておいしかったです。

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2016/02/22

くちゃくちゃでも大島




先日蚊絣大島を着て、やっぱり大島は着心地いいし、軽さとか「シャくンッ」とした質感とかがいいなあとあらためて思ったので、本日も大島を着ることに。



自分で染めようとしてくちゃくちゃにしちゃったヤツだけど。
これだって、旗印の機械織りだけど、ちゃんと大島。
くちゃくちゃにしちゃったせいなのか、機械織りだからなのか、「しゃくん」とする感じとかひんやり感は少ない。
でもそのぶん柔らか。
そして軽い。

帯は先日も締めた型染め。

ところで、この間のご近所キモノ譲渡会で、絵絣の紬を二枚手放しました。
で、手元にあるのは、格子とか縞とか、似たような柄の着物ばっかりになりつつあります。
現在まゆさんにお仕立てお願いしてるのも、年末にヤフオクで超特価で落札した格子の紬だし。
しかも間違いなく「それ持ってないか?」って感じのこげ茶色。
普通なら、重複してる色柄のを手放すよね。
増やしてどうする。

でもいいの。
やっぱり着ていて落ち着くのがいいんです。

着物に限らず、「こういうの持ってないな」って、いつもと違うタイプのを買っても、結局はあんまり着ないまま埋蔵することになり、もったいないからってたまに無理やり着てみても、なんだか気持ち的な落ち着きが悪いってこと、これまでの経験で充分にわかったので、この先はとにかく好きなモノだけを手元に置くようにしようと決めたのです。
ええ、決めたのです。

・・・・・。



でもまあ、心の奥底では、私ってそんなに格子が好きなんだっけ?という疑問とか、じつは本当に好きなモノにはまだ出会っていないんじゃないのか?とかいう感じもあって、そのあたりに若干不安が残ります。
この先もやっぱり流浪の旅は続きそうな予感・・・

それにしても、手放したものは、呉服屋さんで「普通」の価格で着物を買っていた頃のものばかりで、好きで残したものはことごとくネットとか古着屋で買った激安品ばかりという現象になってるのが笑えます。
あるいは貰い物とかね(タダ)。

ちなみに今日の着物もタダ。
着物はozさんとの交換品。
羽織は頂き物。
いちばん高いのは帯締めで、たしか博多の「にしむら」だったと思う。
首にしてるモフモフのは「しまむら」で300円くらい。
高いからイイってわけでもないし、安けりゃイイってワケでもないけど、にしむらもしまむらも気に入っている。

ひさしぶりに手先が凍えるほどの寒い日。
細々とした用足しで、あっちにいったりこっちにいったり走り回って、「今日は着物で・・・どうしたんですか?」と、行く先々で聞かれましたが、自分でもどうしたのか、いったいどうしたいのか、だんだんかわからなくなってきた1日でした。







2016/02/19

蚊絣大島



紫色の蚊絣大島。

材料用として1000円で買ったもので、安っぽい八掛とか、ニオイとか(ヒトの脂が発酵したみたいな^^;)、いろいろモンダイがありましたが、汚れはあまりないみたいだし、色といい質感といい、どうしても好きで、いつまでも材料にはできなかったのです。
気持ちを収めるために、いちどだけ、ニオイをガマンしながら無理やり着たことがありましたが、袖を通してしまうと、やっぱり惜しくなってしまって・・・・

で、とうとう、洗い張りして仕立て直してしまいました。

サイズ小さ目の着物だったのに、うちあげを解くと意外にちゃんと身丈が出て、そっくりな色柄の古着を胴継ぎ用にゲットしてましたが、使わずに済みました。
八掛と胴裏は新品にしたので気分はいいし、腐っても(いや、かろうじて腐ってはいなかった)さすがに大島、めちゃくちゃ着心地いいです。
ローズピンクみたいなかわいい色の八掛だったのを、ちょっとおとなしめの利休白茶(砂色をちょっとグレーっぽくした感じ)にしてみました。

やったーやったー。
蚊絣大島は昔大流行したらしく、古着ではよく目にしますが、現代モノではほとんど見ませんよね。
ずっと欲しかったんですよ。
ものすごくうれしいです。



しかし、この着物。
ものすごく好きなのに、実際にはこういう色の着物を手にするのは初めてなので、合わせるものに困りました。
はたしてどんな色が合うのやら・・・。

で、強引に合わせた帯は、おもしろ型染め。
着物から名古屋に作り直したもの。
これにもちょっとびっくりするエピソードがありますが、いつか機会があれば書きます。

羽織は合うものがなかったので、こげ茶色のウールの和装コートを着ました。

今日は、このカッコで、ご近所キモノ友達と真壁の雛祭りを見に行きました。
ゆっくりランチをしてたら、肝心のお雛様を見る時間が少なくなってしまいましたが、温かくて歩きやすいし、とても楽しかったです。
コートでは暑すぎるくらいでした。

さあ、雛祭りシーズンです。
行きたい場所がたくさんあります。

2016/02/11

譲渡会でいただいたもの



なんとなく、着物。
2月10日。



前日、近所の着物友達と着物交換会をしたんでした。
あまり着なくなった手持ちの着物や小物を持ち寄って、交換したり、譲渡したり。
私も、15年ほど前に仕立てたまま、なんとなく似合わない気がしてあまり着ていなかった着物を出品し、もっと似合いそうな人にもらってもらいました。

で、ウールの着物と帯締めをいただきました。
その帯締めをさっそく使ってみます。

着物は厚手の出羽木綿。
帯は連続使用の絞り帯。

これに、紫色の紬地の羽織を着て出かけました。













友達と、ドライブがてら隣町の蕎麦屋へ。

あまりに雰囲気の良いお店で、しかも天ぷらも蕎麦もめちゃウマだったせいで、友達は思わず昼酒。

陽が暮れるまでいい天気。
いい日でした。



2016/02/05

絞りの帯




日中は晴れて温かく、着物が着たい気分になりました。


髪が伸びて、モサモサしてます。
ショートを続けていると、ちょっと伸びただけでも気になるんですよね。
早くカットに行きたいです。

今日の着物は、高機の結城紬。
身幅が大きくてダブダブだったのを、仕立て直しました。
仕立て直し以後の初おろし。
どうかな?
サイズは、着やすくなっているように感じます。
せっかくなので、もっと出番を増やさないとな。

帯は、年末にヤフオクで落札した紬の絞り袋帯。
以前よく似た雰囲気のものを買ったんですが、その時に、じつはこの帯もウォッチリストに入れて検討していたんでした。
それから3年は経ってるはずですが、昨年末にヤフオクを見ていたら、なんとこの帯が!
だれにも買われることなく、ずっと残っていたんですね。
素敵なのになあ。
しかもすごく安いんですよ。

そんなワケで、勝手に縁を感じて、落札してしまいました。
安くて未使用品なのに、誰とも競うことなく私の手元にやってきたんでした。

ざっくりしているので、生紬なのかもしれません。
だとしたら、ますます好き。


いま、昔の画像を検索して、先に買ったほうの絞り帯を見てみました→
2013年の写真。
こうしてあらためて比べて見ると、結構違いますね。

でもざっくり系の紬地であることと、大胆な絞り模様は同じ。
地色も、ピンクがかった紫色で、ヤフオクの画面ではよく似た色に見えました。
悩まずに2本ともいっぺんに買ってもイイくらいの値段でしたが、「そっくりだしなあ、どちらか1本でいいや」と思ったんですね。

でも結局は、ここにこうして2本とも私の元にそろってしまったワケです。








今日はP子さんと一緒に、地元に住む日本画家の展示会に行ってきました。

じつは今日の組み合わせは、この画家先生の作品の色合いをなんとなくイメージしたものだったんでした。
打ち合わせしたワケではないのに、P子さんも同じこと考えてコーディネートしたそう。

本当に、岩絵の具の色はいいですねえ。
淡い色合いに、かすかに煙るように雲母のキラキラが載っていて、幻想的でした。