FC2ブログ
2016/10/31

仮装じゃないんだけど




個展最終日。
ギャラリーオーナーの御母様から頂いた着物を着てゆく。



ここのギャラリーでは1年おきの恒例で個展を開催してもらっていて、長くお世話になっているので、感謝の気持ちも込めて、個展の会期中に必ず一度はこの着物を着てゆこうと決めた・・・んですけど、じつは苦手な色。
ややオレンジ色にも見える、ときどき茶色と呼ぶ人もいる、深めのカラシ色。
黄金色と言ってもいいのかな。

「困った時のカラシ色」と言われるほど、どんな色でも合うはずですけど、カラシ色の帯ならともかく、着物となると案外帯合わせが難しいんですよねぇ。

今回は、型染め帯と合わせてみました。
昔の焼き物職人の仕事や暮らしぶりを図案化したという、楽しい絵柄。
よくよく見ると、成型したばかりの器がたくさん並んでいたり、裸で土をこねている人がいたりするのです。
帯揚げは藤染め(ベージュ色)、帯締めは八掛と同じこげ茶色。

やはりどこかにこげ茶色を入れると、気持ち的に落ち着きます。

ところで、この日はハロウィンの仮装の人が街にあふれていて、それを見るのが楽しかったんですけど、ふと自分の姿に目を落とすと、見ようによってはコレおもいきりカボチャ色です。
きっと仮装してきたって思われたんだろうな。

まあいいんですけど。
おかげで、どこへ行っても「今日は何かあったんですか?」って一度も聞かれなかったし(-_-。












ついでに、この前の日の着物。

なぜか衿がプカプカ浮いてますけど。
二部式のうそつき襦袢を着てるんですが、それがあまり体に合ってないんですね。

じつは、袷用の正絹の襦袢が行方不明なんです。
夏の初めに衣替えして、どこかに仕舞ったんですけど、それっきり記憶が消えてます。

いつもなら夏の間もずっと部屋にかけっぱなしになってたり、ぐしゃっと丸めて衣装ケースにつっこんでたりするんですけど、この時はめずらしくちゃんとたたんでたとう紙に入れたんですよねぇ。
やっぱ普段やらないことをやるとダメですね。
っていうか、もしかしてたとう紙に入れたというのは妄想なんだろうか?
とにかく、数日前からあちこち大捜索してるんですけど、まったく見当たらないのです。





この日の着物は、骨董市で買った古着物を仕立て直したもの。
濃い赤の八掛がついていたのを、草色っぽいのに替えました。

とくに特徴のない、凝りすぎていない縞。
普段着っぽいところが気に入ってます。
うまく着こなせるようになりたい。

襦袢が見つかったら、もっと着付けもマシになるはず・・・

ま、こうしてみると、後姿はわりとマトモに見えますね。

























さらに、同じキモノでその前の日。


この日の着付けはもっとヒドイ。
























ほら。

襦袢のせいばかりではないんだけど、衿も裾も何度やっても決まらなくて、最後はとうとう力尽き、あきらめてこのまま出かけました。

ああ、はやく襦袢を見つけなくては。


帯どめは、骨董市でオマケにもらった古い刀飾り(つかの飾り?)。
カッコいい。
























スポンサーサイト



2016/10/11

まだひとえ



秋が始まったばかり・・・と思っていたのに、あっという間に晩秋の気配。
夕方になるともう底冷えを感じてブルブルッとします。



でも、着物は強引に単。

もちろん、袷でもぜんぜん大丈夫な気温ですよ。
今日なんて、日中でも20℃にならなかったんじゃないでしょうか。
もう羽織着てもいいくらいです。

でもまあ、どうせ近所しか行かないし、考えるのが面倒で、たまたま目につく場所においてあったコレを着ました。
帯は、この間、うまく締められなかったブドウの柄の八寸。

今日はそれほど苦労せずに結べました。
すべりが悪いので、胴に巻いた時に締め具合を間違うと、もう直せないんですよね。

帯揚げは、紫。
・・・これ、見覚えなくて、あれ?こんなの持ってたかなあ?と思ったんですけど、よく考えたら、先日遊びにきた友達が忘れて行ったモノでした。
来月「ちょっとしたパーティー」があるとかで、着ていくキモノ選びを手伝って、あれこれ着物・帯・小物類を合わせているうちに、ぐちゃぐちゃになって、帯揚げ1枚が私の帯揚げ箱にまぎれこんだようです。

今日は紫色の帯揚げをしようと思って探したら、目当てのものは見つからず、代わりにコレが出てきたので、勝手に使わせてもらいました。

そういえば、探していたその紫色の帯揚げは、友達に貸し出したんでした。
これよりほんのすこしだけ、くすんだ紫です。
同じ紫でも、ちょっとの違いで、イメージが変わるんですよね。

今日は、来年予定しているイベントの簡単な打ち合わせ。
芸術祭の会場にも顔をだしてきました。
そのあと、ブドウを買いに農家の直売所に寄ったら、なぜか「センセイ」と呼ばれたので、「私なんの先生でもありませんよ」というと、「じゃあどうして着物?」と言われました。

キモノを着てる人はみんな「センセイ」でなくてはならないのか。
すみません、センセイじゃなくて。

2016/10/09



友人と夕食。
連日の作業で体が疲れているので着物じゃない予定だったけど、着るものが思いつかずに、結局着物。



アンティークモールで買った単紬。
好きなのにしばらく袖を通していなかったもの。

久しぶりに着てみると、そういえばサイズが合ってないので仕立て直したいと思っていたんだったなと思い出した。
すごく好きなのに、着づらい。

ブドウの八寸。
これも短めで、なかなかうまく決まらない。
いろいろなことがうまくいかなくて、すっきりしない。
でも気軽な食事なので、このまま出かけました。

秋らしくはなってきたけど、空気が湿っている夜。
このまま冬になってしまうのかなあ。


帯留は真鍮製のツチブタ。










2016/10/07

ひとえ



10月7日にして今季初の単紬。
ようやく秋らしい涼しさになったので、胴抜きの袷でもよさそうだったけど、また単を着る機会を逃しそうなので。



丸洗いに出した時に、手違いで糊をかけられてしまった着物。
クレーム言って突き返そうかとも思ったけど、今日ためしに着てみたら、ゴワゴワでもなかったし、案外着やすい。
もっと旅館の浴衣みたいになっちゃったかと思っていたけど。

でも、久しぶりだし、体が疲れていて、うまく着られません。
ぐずぐずなのは着付けのせい。

参加している芸術祭の初日。
思いがけないところで準備に手間取って、とにかく今日の初日を迎えるまでが大変でした。

今日は着物も顔も、ドロドロにくたびれているんでありました。
ああ、少し休みたい。

でも、午後からは友達とゆっくり遊んで、精神的にはちょっとリフレッシュ。